FAXネタをBlogで綴る中で、以下の問合せが
電子データ交換に(EDI)に付いて掘り下げてみます。
以下のBlog記事「中小企業のFAXは無くならない」から
中小企業向けの電子データ交換(*EDI)は必要になるでしょうね。
電子データ交換(EDI、Electronic Data Interchange)とは、 標準化された規約(プロトコル)にもとづいて電子化されたビジネス文書(注文書や請求書など)を専用回線やインターネットなどの通信回線を通してやり取りすること。
注文書や請求書の標準化を国や業界団体が音頭を取り統一性を持たせて行く必要がありそうです。
これを推進するだけでも、中小企業の従業員無駄削減が実現でき生産性の髙い付加価値業務に転換できると考えます。いきなり国や大きな団体では難しいでしょうから、○○工業組合青年部的な組織で旗振りしてモデルケースを作ってはどうかな?
コンビニやスーパーで販売している、お菓子や日用品を見て下さい。
全ての商品にバーコードが付いていませんか?
このバーコードはJANコードと言い、商品の標準化コードとして統一されています。
JANコードとは「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界共通の商品識別番号です。
商品用の流通コードとして商品などに表示され、コンビニエンスストアやスーパーを中心に広く利用されているPOSシステムで活用されています。
この様に、既にコード化されている商品で有れば、
受発注時に双方で共通のコードを使って伝票類(注文書、請求書)が発行できるわけです。
なので、電子システムとしてデータ交換が行う仕組みが電子データ交換(*EDI)になります。
では、これを中小企業に置換えて見ましょう。
製造会社では部品や部材を購入し、自社製品を作って販売している会社を例に取ります。
先ず、材料として必要となる部材や部品類。
部材や部品類メーカーが独自にコードを付けて管理しているでしょう。
しかし複数会社から購入する場合、当然ですがコード類はバラバラ
購入する会社は、販売会社のコードは何の意味も持たず商品目や品番を付けてFAX受注になります。
次は部品を購入して、自社製品を製造して販売する場合。
自社オリジナルで受注生産品・・商品コード等はつけますが、標準化コードでは無いですよね。
ココがポイントです。
材料段階のINPUT、販売段階のOUTPUT、双方に共通のコードが存在しません。
この様な会社が一次二次の大小下請企業が多数存在します。
これが、コードの標準化が進まない原因です。
ココが進まない限り、受発注システムの会社間の合理化は進まないでしょうね。
と言う事はFAXは最強の情報伝達のツールとなります。
この件はもっと掘り下げるとBlog内容的には事欠きませんが
この辺で・・・
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