前回は少し、学生たちの意識の高さにカウンターパンチを喰らい
少し慌てましたが、本気の学生に本気の授業を行います。
第2回目は、前回の宿題確認とヒアリングシート作成です。

前回の宿題は
「どんなイメージのHPを作成したいか?」モデルHPを探してくる事です。
各自のモデルとなる事例HPを紹介いただき
それぞれの目標を明確にしていきます。

デジタルネイティブな世代です、その中でも特に意識の高い生徒さんです。
10人いれば十人十色、それぞれが個性的です
希望のHPはおしゃれ系、ブログメディア風、映像を全面に出した動きのあるHP
シンプルなHP、ランディングページ系と様々です。

こちらも非常に勉強になります。好みも嗜好も様々です。
そんな中で一人、気になった方がいました。

モデルケースとして3パターンを用意して来ています。
①理想とするしゃれたデザインを意識したHP
②少し動きのあるデザインを取り入れたHP
③行政などでよく見る文字がメインの普通のHP

何故かと尋ねると、理想は①ですが現実は③なのかな
と言う、すごく現実的で柔軟性のあるご意見でこれには私も驚きました。

実はこの考え方は非常に重要で
デザインというのはいかようにもなり
お金を出してプロに任せればオシャレにも華やかにもできます。
デザインは特にこんな分野でプロフェッショナルな世界です。

しかし現実的な③の様に先ずはデザインよりもコンテンツ重視で
内容に力を入れて行く、コンテンツ制作側は意外にニッチです。
HPの見た目はお金やプロに委ねて後からでも変更や展開は可能です。
しかし、その中のコンテンツは唯一無二です。
コンテンツが充実していれば、見た目は後からでも変更は可能です。

今回、学生さんたちに学んで欲しいのは見た目華やかなHPでは無く
愚直で中身のあるコンテンツ製作者(表現者)になっていただきたいです。
ここがまさにHP制作の肝になる部分です。
一見、見た目の華やかさに目が行きがちですが

お金だけかけて外注して中身の無い(薄い)やっちゃった系HPをいっぱい見ています。
それよりも自身で改変しながら成長していく
先ずは中身の充実したHP制作者になって欲しいと願います。

そんなこんなで、授業の中身は
HP構成を具体化イメージするために
どんなメニュー構成でどんな内容を作りたいか?
この辺をイメージしていただくために「HP制作ヒアリングシート」を元に
埋めていただき自身のやりたい内容を具現化していただきます。
今回の授業はここまで

次週までの宿題は
今回作成したヒアリングシート内容を元に具体的な内容(文章や素材)の準備です。
私自身の宿題はメインで取得したサーバー&ドメインを活用して
各自の目的HP用のサブドメイン準備とWordPress環境の準備です。

実は授業中にLiveでサブドメイン作成とWordPress環境設定を見せたかったですが
サブドメイン反映に数時間かかったりするので今回は事前準備になります。

次回はいよいよWordPressにテーマを入れて具体的な
WordPress構成説明です。

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