前回の内容ではデジタルスタンプラリーイベント用の
スタンプ取得から管理運用を行うSaaSメーカー製品選定について書きました。
開発現場のリアル
この章ではもう少し掘り下げ、開発現場のリアルについて
イベントの裏側について共有して行きます。
各行政やシステム受託担当にも参考になると思います。
地域をあげてデジタルスタンプラリーを実施するにあたり
主役はお客様ではありますが、その前に賛同していただける飲食店があって始まります。
先ずは飲食店の募集
こちらの実務は関係団体(主催側)が会員企業向けに行いますので
参加を募る段取りはそちらにお任せして。
参加表明をいただき情報を集める方法をどうするか?
ここは立場によって微妙に差が出てきます。
当初の案は、良くある「FAX」による申し込みです。
DXを推進する私には理解不能ですが
デジタルが苦手な飲食店オーナーもいる事から
アナログによる「FAX」を提案されました。
でも、今回はここにはかなりこだわりました。
- DX化を進めるべき世の中で今更アナログで進めるのか?
- 今回の主旨「デジタルスタンプ」を行うのにデジタル苦手な方には難しい
- 店舗数が多くなりFAXでは集計が大変で転記ミス懸念も
諸々を勘案させていただき、ここは「デジタルに徹する」を強く提案して
関係者に了承いただきました。
この判断は結果的に大正解でした
ネット上で情報を集めて、関係者で共有出来るので状況がリアルに確認出来ます。
情報の転記がなくなるために、コピペで展開も可能です。
平等が前提の社会でもデジタル差別では無く区別は行うべきです。
そうでないと進化が止まってしまいますので。
効率よく募集が集まる中、意外に地味な作業は大量の飲食店数を
整理してHP掲載やデジタルスタンプへの登録(画像編集)などの実務は残ります。
店舗から送っていただいた画像もサイズや縦横幅などまちまちです。
掲載するには統一せねばなりません。
画像を一つ一つ読み込み編集して整形して、キーIDを生成して段取り準備
これを全店舗分地味にコツコツと行います。
良く言う段取り8部です。
面倒な段取り8部が出来上がれば後はシンプルです。
HPとデジタルスタンプSaaSシステムに登録作業です。
時間は掛かりますが深く考えずにひたすらコピペ、コピペ
並行してマニュアル作り(関係者説明用)、SNS広報
関係者打合せで進捗を報告です。
多少のバタバタ感もありながら、計画的に準備が進みます。
関係者の判断も早くテキパキと進みます。
仕事の早い方々とのお仕事は非常に心地よいです
ここに一人でも頭の堅い老害上司がいたらと思うとゾッとします。
ナイショですが、行政などでは多分タブーであろう
連絡の意思疎通や意思決定にはグループLineを使わせていただきました。
この判断もタイトなスケジュールの中、早い意思決定が出来ました。
残すはイベントの成功です。
足元すくわれないように慎重に進みたいと思います。
各種イベントは非常に神経を使いますがやりがいもありエキサイティングです。
きちんと成功に導き、実績を重ねて行きたいと思います。
よろしくお願いします。
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