コロナ禍の影響で休業を余儀なくされた「製造業の社員さま向けに」
研修セミナー動画配信を企画して
地域の関連会社さまに○○協会を通じで広報させていただきました。
そんな中で、数社の経営者さまと社員の方々とお話をする機会が有り
その内容が興味深かったので共有させていただきます。
会社規模や職種は匿名なのは了承下さい。
経営者の反応
経営者の反応は「感謝します」的なお話はいただきながらも
本当の意味での「社員活用」とか「社員教育」の優先順位はあまり高くない印象でした。
*これはあくまでも優先順位のお話です。
これはいつの時代もそうですが「教育は投資」です。
地道に「基礎固め」を行いながら自身が成長して
その結果「会社の繁栄」に繋げて行くのが目的です。
しかし、即効性と言う意味では??が付き
「現状問題を早期解決したい」経営者と「将来投資をしながら成長するべき」
この天秤の加減が実際での反応に繋がります。
この辺が社員教育と言う事に「積極的か否か」になります。
社員の反応
お聞きする中で「自身の成長」とか「一生学び」と耳障りの良い表現は出てきますが
これは、仕事を離れて自身の成長と言う事が多い感じです。
多少語弊もありますが
会社での作業にはあまり「魅力や将来性」を感じておらず
社員教育としても「やらされ感」が強い印象で
小難しい「改善手法」や「品質手法」には
あまり興味が無いと言った感想が多数でした。
今回、生の声をお聞き出来
提供する側とされる側のギャップをリアルに感じる事が出来ました。
これは凄く今後の参考になる内容です。
ここを置き去りにして「社員教育動画セミナーは必要だ!!」
と「世界の中心で声高に叫んでも響かない」
と言う所なのかもしれません。
*これはあくまでの私のヒアリング分析であり、一般論では無い事を・・
*前向きな回答もあった事を付け加えておきます。
それでも、行政主導の「リカレント教育」「キャリアアップ教育」は
声高に叫んではおりますので、一定の需要はあるのは確かです。
そこで、本題です。
「社員教育」と大きく括るのではなく
もう少しピンポイントに分析して
経営層:お金(経費)を支払ってでも成長して欲しい人材
社員:自身のモチベーションが高く、これから成長するために学びたい人
この二つのマッチングがペルソナターゲットになります。
詳細は長くなるので次回に続きます。