「事業再構築補助金取得への道」シリーズ企画として
前回は経営者が補助金取得に向けて「本気の覚悟」が決まった段階で行う
「プロジェクトチーム編成」について書きました。

今回はいよいよ本丸の「事業計画書」について掘り下げます。
ページの最後に「事業計画書にひな形フォーマット」を添付します、参考にしてください。

事業計画書作成について

数千万円規模の補助金申請です、簡単に「はい、どうぞ」と言う訳には行きません。
補助金不正受給の輩も多く、それらを排除するための審査項目も多く一筋縄では行かないのも補助金です。

補助金審査側も定量値判断では無く、審査要項ーに正しくマッチしているかの人による判断が事を難しくしています。

この事業計画書は申請に向けて、補助金の目的や使い道、きちんとした計画に基づき
ビジネスを発展できるか?きちんと自社の分析(SWOT)が出来ていて市場調査や
ライバル調査、スケジュール、将来性など多方面の情報収集と自社分析や将来への夢
まで必要になります。

文書量としてはA4で10枚程度の大量文書、表、図などが必要です。
しかも審査員は審査のプロですが、申請者の事業分野のプロではありません。
なので出来る限り専門用語は避けて一般人にも分かるように
表現する言葉には根拠やエビデンスも必要になります。

多くの経営者は言葉で「夢」を語れても文書化は絶対的に苦手なケースが多いです。
書くのも苦手なら読むのも苦手で補助金HP上に掲載されている異常に長い文書(公募要領や説明資料)
公募要領だけでも56ページ

「誰が読むんだ」っと言うツッコミも有ろうかと思いますが
最低限は目を通さないとスタートラインにもたてません。
これらをすっ飛ばして「コンサルに丸投げ」と言う経営者もありますが
これでは「チーム」として良い関係は築けません。

一言で「事業計画書」と言っても多方面のスキルが必要なのは理解していただいたかと思います。

  • 自己分析スキル
  • ヒアリングスキル
  • ライティングスキル
  • 市場調査スキル
  • 文書校正スキル

かなりのマルチスキルが必要になります。
この中で「文書校正スキル」に関しては幸いにも、対話型AIの恩恵が受けられます。
素案含めて下書きが全て揃った最終段階で、作文した文章を「ChatGPT」にて校正
素晴らしい日本語校正をしてくれます。

最後に「事業計画書にひな形フォーマット」を添付します、参考にしてください。
このフォーマット(流れに沿って)文書を紡いで行くイメージで事業計画書が進みます。
流れ的には公募要領に沿っていますので参考にして見て下さい。

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