中小企業さまの社員研修を行わせて頂く中
参加者が自由闊達に発言する機会を多くするために
「演習」と言う名のワークショップを実施します。
ワークショップ
wikipedia
参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態
表題は様々で、企業での社員研修ですので
・生産性をあげる施策
・営業力強化の方法
・品質不良を無くす施策
・社内コミュニケーションを活発にする施策
この辺が主になります。
テーマはそれぞれ違いますが各社共通して面白い傾向がありますので共有します。
参加者は皆さん会社員(サラリーマン)です、初任層、中堅、管理職 男女と年齢も性別も様々です。
もちろん現場も社内状況も理解していて課題も多かれ持っていらっしゃいます。
そんな中で行う「ワークショップ」
ファシリテーターと言われる講師が発言を促します。
皆さん課題は持っていますので「問題点」はいっぱい出てきます。
経営層が見たら「驚き、逃げたくなる」位出てきます。
社内ですので多少はオブラートには包みますが
皆さんネガティブな話題(課題)はたまりに溜まっているようで
最初は静かだった参加者も一人がディスり出すと堰を切ったように出てきます。
ワークショップの目的が先ずは「自分自身の解放」ですので
自由に他責での発言をして頂きます。
主なものとして
様々な課題に対してのご意見
・人員不足 ⇒ 人員増強
・使用設備の劣化 ⇒ 設備の新規更新
・職場環境の悪さ ⇒ 環境改善
その他、納入部品の品質が悪い、部品の在庫が多い、仕事量が多い、条件変更が多い、職場が整理整頓出来ていない・・・
出るわ出るは
課題対策案も、自由な立場ですのでかなり無責任ですww
自由な意見が出た後はグループディスカッションです。
洗い出した課題に対しては一定の解決策出しも必要です。
ここでは、課題と対応策を他責では無く、現実的な内容に即し
発言者自身も上長や経営層になった気持ちで整理します。
その際には「マトリクス図」を使います。(内容はググってください)
課題対応策について「効果度、実現性、コスト」で評価を行います。
そうするとどうでしょう。
今まで「会社の責任だ」と他責にしていた内容が
「自責」として解決できる内容も明確になります。
今までは「課題=不満」をそのまま会社責任と短絡化させていた思考が
先ずは自身で出来るモノが有る。
文句や不満を言う前に「自身がやる」と言う必然に変わります。
そんな意味でもこの「ワークショップ」は意味があります。
是非、ご相談下さい。