有るネット記事を見て、気付きについて書き記します。
日本企業の方が、台湾の会社を訪れ先方の社長との会話の中で
日本のモノづくりの強さ弱さを外国の方から教わったと言うコラムでした。

要約すると。
台湾企業へ日本から訪問した社長?社員?だったかは定かでないですが・・
出張時に、ネットで購入した台湾製のパソコンを持って訪問。
その際に、台湾側の社長より
「何故?台湾製のパソコンを使用しているのですか?」と尋ねられ

営業文句も手伝って
「台湾製は安くてコストパフォーマンスが素晴らしい」とリップサービスした所

台湾の方からは予想外の回答が
「我々はビジネス上で重要と思う所には、台湾製を使いません」と言い
パナソニックのLet’s noteを取り出したと言う。

この言葉の意味は
アジア各国で大量生産され様々な商品が格安に購入する事が出来ているが
「品質の面では日本には叶わない」との事で日本国製品と諸外国製品を使い分けているとの事。

本当に重要視する重要な部分(安全性、堅牢性、高品質、命)は日本製を選択し
そうでない、汎用製品(白物家電)は諸外国の格安な製品を選択しているそうです。

この内容をそのまま、満額で受け取って良いかは定かでは有りませんが。
やはり、まだまだ「Made in Japan」は捨てた物ではないと言う事です。

と言う事が言いたいのではなく。

ココが日本人が失った部分と忘れた部分と言う気付きです。
ある時期、ライバル諸国が日本のモノづくりに追いつけ追い越せと躍起になっている時に日本国内は最大の強みを忘れて、諸外国と同じ土俵で勝負して来た経緯があります。

ある意味のおごりで有り、勘違いでもありました。

社名は伏せますが、私の元務めていた会社も同様で
ある時期、製品の開発分野では世界一でOEM界ではトップブランドの会社でした。
開発力と性能はピカイチで有りました。

しかしながら、メーカーとしての色気が出たのでしょうね。

メーカーのプライドとしてはOEMで影の一流では無く、商品(完成品)の一流を目指してしまいこの辺から綻びが出て来たと推測します。
OEMの製品開発や製品品質では世界一でもデザイン力やブランド力では二流の会社。
そちらに舵取りを行い、世界と勝負に行く間に・・・得意分野の縮小や応用開発が弱体化し二流の分野(デザイン力やブランド力)はアジア諸国や世界に完敗

過去に振り返っても仕方ないですが、過去から学ぶ事は必要です。
自国の実直なものづくり文化を忘れ、諸外国のコスト競争に巻き込まれ
今の状況です。

日本の強みは、心臓部の信頼性・・・ここに再起を掛けられないかと見た目やブランドは裕福な会社に任せ、コアコンピタンスに掛ける。

コアコンピタンス
「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」

そんな事に気付きを与えて頂いた記事でした。

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