ここで、日本のモノづくりの強み弱みについての考察

日本の強みを忘れ、色気を出したものだから世界に完敗を書きましたが

この記事を書いている中、昔の会社時代に有った出来事を考察します。

今から数十年間のお話なので少し、記憶に乏しい部分もありますが・・・

旧職時代にある部門で品質管理のお仕事をしており

ISO/TS16949関連の担当をさせて頂いておりました。

ISO/TS 16949 とは
自動車産業向けの品質マネジメントシステム(QMS)の技術仕様である名称は『品質マネジメントシステム – 自動車製造や関連する交換部品に携わる組織にISO 9001:2008を適用する際の要求事項』を意味する。

少し、小難しいですが、ISO9000(品質マネジメントシステム)の自動車版で特に安全性の命に係わる「走る,曲がる,止まる」の 3つの機能を優先し、一番厳しい要求事項と呼ばれている。

そんな中でも、世界基準と言われているトヨタに収める会社の製品は特に品質も厳しく

その最高峰(当時)はレクサスブランドで有りました。

特にレクサスに収める会社への製品作りは、厳しい要求の中で生産管理を実施しおり

現場では厳しい規格や信頼性試験を行い、パスした中でも選りすぐりの1σレベルの商品を選別して出荷するほどで(当然値段もそれなり)

関連製品の工場監査など有る場合には、トップを交えた大掛かりな監査になり通常のISO監査なんて比にならないほどピリピリムードでした。

その様なハードルを潜り抜け製品化された商品

レクサスブランドで言えば、外見は同党のトヨタ車では有っても

中身は最高品質の選ばれしモノが詰まった製品

この信頼性があの付加価値代(ブランド代)になっていると改めて実感した次第でした。

その際に監査に同行したレクサス関係者が言っていた言葉で

「是非、ショールームにお出かけ下さい」

レクサスはショールームからブランド化が始まっており、携わる方も一流の教育を施していますので、商品に掛ける意気込みを見て頂き

「皆さんもこの一役を担っていると言う自負を持って製品作りに励んで下さい」

と言われて、さっそうと帰って行った・・・

と言う思い出があります。

 

今考えると

この部分が日本のモノづくりの原点なのか?と改めて考えた次第です。

世界と同じポジションで勝負しても勝ち目が無い現状

もう一度何か考えるヒントになればと思った次第です。