IT系のキーワードは百花繚乱気味ではありますが
IT関連セミナーとか勉強会で良く伺うお話

「ICTは大手では進んでいるけど中小企業では進んでいない」
「中小企業ではICTリテラシーが低い」

言葉的には一見あっています。
情報収集の積極性と言う意味では、都会と地方でも違います。
(圧倒的な総数の違いの気もしますが・・・)

私自身はこの言葉を聞くと「何故かモヤモヤ」します。
間違ってはいないけど、それって「近視眼のステレオタイプ」じゃね?って

言葉の整理
きんしがん
【近視眼】比喩的に、大局の見通しがきかないこと
【ステレオタイプ】多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識、固定観念、レッテル

これを言っておけば、何か自己解決したような気になる(利他責任感)
現場の声を聞く中、決して間違ってはいないが何か釈然としません。

これらの言葉は「IT系を生業にしている立場側の表現」
現場感覚では無い、客観的な意見に聞こえてなりません。

現場感覚とは如何に

確かに中小企業経営者は「経営上のお悩み」の他に色々な課題を抱えています。
「ICT」はその中の一つ、又は一つの解決策に過ぎません。

もう一歩進めると

中小企業経営者の多くは「合理化とか効率化」は重要とは捉えながらも
合理化効率化効果を5%改善するよりも、社長が自分で営業を取ってくる方が数十%効果があり

目に見えた費用対効果がある訳です。
なので、どちらの優先順位が高いか明らかです。

中小企業で進まない原因(要因の深層)はこんな所にもあります。
「予算、知識、規模」の課題はその次なのかもと思います。

しかし、これでは見も蓋も無いので

どこでこの隙間を埋めるか?・・・・が最大の壁です。

営業利益を上げながらも、新しい事に敏感(将来投資)出来るインフルエンサー経営者と
出会うしかありません。

この出会う確率の少ない、地方のインフルエンサー経営者と出会って夢を語り合いたいです。
一つのモデル事例が出来れば追従者(二番手)は沢山います。

気骨のある経営者お待ちしています。