前回、ここではまちの総務の立ち位置としてのマネタイズは
口銭ビジネスと書きましたが

口銭とは売買いの仲介をした手数料

実際のゴールは違うところにあります。
「まちの総務」の目的に一つに「フィンテック」構想も入っています。
そうです決済業務の効率化も含まれています。

考え方はこうです。
道の駅モデルを考えて下さい。

複数の生産者さんの野菜を道の駅が仲介をして販売しています。
購入者さんはそれぞれの生産物を購入する際に、生産者さんには支払わず
道の駅を通じて決済(領収書、レシート)をもらっていますよね。

これを企業に置き換えて下さい。
総務担当が物品購入や対価支払いする場合
それぞれの会社別に伝票処理、支払い(振込、現金決済)しておりますね。
これを一括でしかもデジタル決済出来れば便利になりませんか?

しかもデジタル決済なら銀行口座経由も無くなり即時決済も可能になり
振込手数料も無くなります。

これを、一社一社全ての環境が整うまで待ちますか?
この部分をまかなうのが「まちの総務」の役割でもあります。
一社一社で進むには少額のため、手間も時間もかかります
デジタル決済の準備、運用、環境も必要になります

この辺を横串を入れた「まちの総務」ががんばります。
そのためには産官学連携も必要になります。
地域レベルで進める必要もあります。

一朝一夕ではすすみません、なので準備は必要です。
これが「まちの総務のDX」たるゆえんです。
がんばります。