前回は「まちの総務企画の着想理念」について書きました。

今回は少し突っ込んで「まちの総務サービス」について探っていきます。
課題から紐づくサービスを展開していきます。

中小企業が抱える課題
ICTやDXは大手企業の独壇場であり 中小企業には敷居が高く、推進が難しい分野であった。

  • 規模的に費用対効果が見えない
  • 専任者の配置が難しい
  • 業務単位のパイが少ない
  • 近場に相談できる人がいない

中小企業の課題解決を目指すのが「まちの総務」になります。
大きく分けて7つのカテゴリーを提供して行きます。

  • まちの総務コミュニティー
  • ヘルプデスク
  • SaaS
  • BPO
  • 事業者マッチング
  • 教育事業
  • ITシステム

この一つ一つを紐解きます。

第一発目は「まちの総務」の核となる「まちの総務コミュニティー」です

多くのサービスも出ていますが
対象を絞って明るくオープンで安全なコミュニティーを目指します。

先ずはここに至った経緯から

世の中ではSNS全盛期ですよね。
SNSがこれまでバズッた(流行った理由は)
「承認欲求」「自己顕示欲」を満たすのも大きな理由かと考えます。

インターネットの始まりは、先ずは情報収集がメインでしたよね。
自身がネット上で発信するなど考えられない時代もありました

その後、インターネット上で掲示板と言う考え方が出てきました(2chなどが有名ですね)
その際は一部のオタクや専門家が使う世界で、多くの方が使うには少し敷居が高かったです。

しかし、このネット上の発信について、民主化が進んだのが
実名登録が基本(責任ある発言を基本)のFacebook等のSNSです。
今まではネット上は危険、炎上、荒れるとネガティブだった印象を大きく覆し
ソーシャルでつながる楽しさを皆さんで感じることが出来ました。

そうなるとSNSは「承認欲求」「自己顕示欲」が満たされるツールとなり
インフルエンサーが積極的に牽引して、それを見る人が共感してソーシャルな和が産まれます。

この時に、利便性や楽しさが上回って
危険や炎上、荒れるというリスクを忘れて一気にSNSが流行りました。
楽しさがリスクを凌駕したと言う事ですね。

こんな楽しいSNSですが
まだまだ本当の魅力を感じていない方(感じていない層)があります。
それは、企業のサラリーマンの方々です。

これは決してSNSをやっていないというのではなく、積極的に絡んでいない
実名で登録せずに、ロム専(見るだけ)が多いと言う事です。

様子を伺うと「探り合いが嫌」とか諸々の意見があるようです。
職場の近くの方に探られるとか、プライバシーは見せたくない・・・こんな感じです。

SNS繁栄期以前の思考から脱皮できていない方々です。
しかし、このような方々も情報収集には余念がありません
もしかしたら発信はしないが、情報収集力は国際諜報員位の知識があるかもですww

この層の方々にもっともっと有益に、発信の楽しさ安全性を担保して
「承認欲求」「自己顕示欲」が満たされるツールがあれば、
多くの知識を持った方が活躍して、多くの方が役に立ち共存できるソーシャルな世界が来るのでは

この想いが、ユーザー層を限定して健全なオープン社会を提供できる
「まちの総務コミュニティー」になります。

ここでは匿名の登録でもOKです。
プロフィールに自身の得意技を表明していただいてもかまいません。
同業や総務関係者の困ったについて丁寧に説明や解説をしてあげてください。

専門領域は得意ですが、苦手な分野もあるでしょう。
多くの方が集うことで、誰かが誰かの力になってくれて
感謝を伝え、感謝されそれが伝播していくことで「承認欲求」「自己顕示欲」が満たされ
返報性の法則も生まれてきます。

情報はインプットだけでは行き詰ります、アウトプットすることで多くの学びがあります。
俗に言う「旗を立てると人が集まる」これになります。

企業の行き詰まりは「成果主義」・・・

この辺が個人主義になり、自身の集めた情報は閉ざして他人(情弱者)は切り捨てられる
この考え方がまだまだ多いと思います。

この層に大きな可能性を感じており「まちの総務コミュニティー」に着想しております。
この部分はビジネスとか金儲けのお話しではなく
ここが結集すれば「総務担当のソーシャルネットワーク(社会的な繋がり)」が広がるよね。
そんな思いであります。

計画は一見壮大な感じですが、大きくバズる必要はありません。
先ずは数名のインフルエンサーが集えば良いだけです。
安全で健全なコミュニティーが出来て

「こんなことを聞いても恥ずかしくないんだ」
「ここに聞いたら親切に助けてもらった」
「この人は対応が優しいからまたあまえてみよう」

こんなムーブメントが出来れば
今までは「聞く側」だった人がいつしか「答える側」に変化
自浄作用が働いて行くのがネットのコミュニティーになります。

どの世界でも、これからは影響力の持った方が成功する(富を得る)信用経済の時代です。
ぜひ、この内容に共感をいただける方と繋がっていきたいです。