中小企業で進めるべき
デジタル人材のビジネスアーキテクトスキルを体系的に身につけるためのカリキュラム案について解説しております、前回は社内政治を理解してうまく関係者を巻き込みながら、問題の本質を捉えられる人材育成と言うのがポイント
について解説しました、今回は後半戦として少しデジタル寄りになりますが
噛み砕きながら解説します。
- デジタル技術の理解
- ビジネスアーキテクトの役割と実践
- コミュニケーションとリーダーシップ
- 実践的なプロジェクト
デジタル技術の理解
- デジタルトランスフォーメーションの基本的な概念を学ぶ。
- デジタルテクノロジーやツールの機能と適用方法を把握する。
ここに来ていよいよ「DX」と言う言葉の登場です。
「デジタルは難しい」と思わずに分解しながら落とし込んで行きましょう。
ここからは調整役と併せて「これから伸ばして行きたい若手社員(性別関係無)」の方の出番です。
DXの基本概念を学びながら、①から④で導いた最適な解決策(ソリューション)を実現するツールの機能などを評価して行きます。
その際は他社実績やスタンダード品(シェアに多い)を選択して行くと安心です。
ビジネスアーキテクトの役割と実践
- ビジネスアーキテクトの役割や責任について理解する。
- プロジェクト実践を通じてビジネスアーキテクトのスキルを実際に適用する。
いよいよ、実践に入ります。目的と手段がある程度明確になったら
どの様な体制や進め方で実現するか?ここが課題になってきます。
複数部署も絡む場合にはそれぞれの役割や責任権限も重要になってきます。
物事をしっかり進めて行く上での組織体系やプロジェクト化も視野に
組み立て行くためのスキルを学ぶセクションになります。
コミュニケーションとリーダーシップ:
- ビジネスコミュニケーションのスキルを磨く。
- チームやステークホルダーをリードするためのリーダーシップスキルを開発する。
結局、最後は「何をするか?」では無く「誰がするか」と言われる位に重要です。
ここは一朝一夕で身につくスキルでは無いですが…なので最初の人選が成否を分ける重要な内容になります。
決して「デジタルスキル必須」よりも「人望のある俯瞰で見られる人」ここがポイントです。
ここを外すと(この人材がいない会社)では残念ながら難しいですね。
実践的なプロジェクト:
- 実際のビジネス課題に取り組むプロジェクトを通じて実践力を高める。
ここまで来たら、具体的に進めて行くだけです。実績あるのみ
悲しいかな当事者意識の希薄な現在、当事者以外はあまり熱量は高く無いですが
経営者を巻き込んで、やり抜く力(実践力)を高めて行きます。
これはスキルで学ぶと言うよりも、計画スケジュールに則り淡々と進める気持ちになります。
時には道を誤ったり、批判も受けるでしょう。
それでも閉塞感漂う社内に「違う世界を見せて行く」こんな信じ抜く力を信じるしかありません。
「貴方の困ったは既に解決できる誰かがいます」
まちの総務と共に一緒に進めて行きましょう。
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