最近、IoT話題も少なくなって来て違う話題に移行してきた…
そんな感覚でいましたが、いやまだこの「IoT」ワードの引きは強そうです。

デジタル田園都市構想、デジタル庁…デジタル人材育成
何故か急にデジタルシフトに舵きりが加速しています。

IoTと言うワードも既にガートナーが発表しているハイプ・サイクによりますと
2019年には「黎明期」を過ぎて「幻滅期」に差し掛かっており
一定のお祭り騒ぎは終わり市場の関心も離れていると感じておりました。

図1●日本におけるテクノロジーのハイプ・サイクル:2019年(出典:ガートナー)

ハイプ・サイクル(英語: hype cycle、ハイプ曲線)は、特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図である。ガートナー社がこの用語を造り出した。1995年以来、ガートナー社はハイプ・サイクルを用いて、新技術の登場によって生じる過度の興奮や誇張(hype、ハイプ)、そしてそれに続く失望を説明している。

Wikipedia

しかし、このパワーワードはまだまだ根強い様子です。
そんな中、私も所属しております地域のICT関連団体よりお声かけいただき、地元の信用金庫さんが中心になり
産官学で具体的活動を行なって行く方向で来期(2023年4月度)から開始するので
「何かサポートを」とお話がありましたので二つ返事で「ハイ喜んで」でした。

「IoTとAIを絡めて何か結果を求めて行きたいようです」
どこをゴールにして何を具体的に行いたいのかはこれからの議論になると思いますが。

地域企業のサポートをする信用金庫さんが本気を出すので有れば
頑張ります……
本音は「いまさらでは無く、数年前から言っていた内容でしたが」少し早すぎた春であったと心にしまい。
昔にしたためた事例ブログや少し過去の実績になりますが、お役に立てればと考えております。

って言うか、個人的意見で恐縮ですが
横串を入れられる様なフラットな第三者が調整するので有れば
一社単位で個別ヒアリングなどと昔ながらの個別対応ではなく。

何故、地域中小企業のIoTが進まなかったのか?
を再定義して、過去の反省を踏まえて実のある活動に出来ればと思います。

その際には少し早すぎましたが「装置テック」と言う考え方が活きて来ると確信しております。
中小企業(工場)のIoTの肝は、個単位では無く横串を入れた設備のIoTがベスト

この様な建て付けで主張して行きたいと思います。
細かくは改めて解説して行きますが。

ここでのキーワードは「IoT、AI」では無く「ビッグデータ」の活用が肝になります。
・そのデータを集める仕組みが「IoT」
・集めたデータを分析して最適解を見出すのが「AI」
と位置付けて、企業単位では無く機能別設備単位で横串を指してデータを広く集めて
分析結果をお返しするイメージで設計出来ればと考えています。

いわゆる昔から勝手に地味に唱えていた「IoT資本主義」になります。
この辺の情報も過去データにいっぱいありますので、改めて引っ張り出して行きます。

ーPRー