ブログを書いていると、見いて頂いている方とお会いした時に
共通の話題としてお話する機会が有ります。

その利点は、自身の意見に他者意見が交わりより議論に深みが増します。
そんな話題を

「IoTが進まない理由は利用側の課題より活用する側の発想力が足らないから」

少し深いお話になりますが
IoT(広義ではビッグデータ活用)がまだまだ限定的です。
それぞれ経営者は興味は有る物の一歩踏みでせていません。

その部分の解決法は以下に書きました。

ステレオタイプ的な言い回しでは
「予算不足、IT知識不足、地方格差」と言葉を並べるのは簡単です。

しかし、間違いなく近い将来「IoT民主化」は進み
「なんだ、これがIoTと言うやつだったのだね」的に普通にごく自然に
企業内に入り込む時がやってきます。 ここ数年ですね

この「IoT民主化」が進む背景にはもう
一歩進めて「IoT資本主義」のセットが必要になります。

この「IoT資本主義」の考え方が進んでいない所に根っこが有ります。

具体的には
多くのデータを集めて分析し効率化を行うためには
データを集める手段「IoT」は必要不可欠です。

多くのデータを集めて何しますか?

まさにここです。
この発想がGAFAを飛躍させた大きな事例になります。
資本側(メーカー)がこの価値を見いだせていないのです。

製造業の装置IoTで言えば「単発のデータ活用」は一企業のお話ですが
「ビッグデータ」になった瞬間は「お宝データ」として資本側が牛耳れる訳です。

ここをしっかりとおさえて、ビジネスに転嫁出来るのが
「スマートファクトリー」であって
「第四次産業革命」につながる訳です。

こうなると、小さなお話では無いです。
一中小企業の課題でも無いです。
「予算不足、IT知識不足、地方格差」なんて言葉を言っていること自体がナンセンスです。

資本側(メーカー)の使命は、資本を投資して
安く簡単に「集める仕組み(IoT)」を広く提供して
広域に大量のデータが集まる仕組みをモデル化し

集めた「ビッグデータ」を社会(会社)に還元できるように持って行く

これがまさに「IoT資本主義」社会の始まりで
その結果「IoT民主化」が進むのです。

結論です。

設備産業系の中小企業IoTが進まないのは
「企業経営者の問題ではありません」

「ビッグデータ」に価値を見いだせていない
資本側のアップデートが足らないだけです。

これは産業界だけではありません、農業界含め
全ての業界に共通の話題です。

私も含め専門家の立場も「机上の論理では無く、現実を直視しましょう」

いつもはここで
「気概のある経営者の方と繋がりたい」と書きますが
今回は
「アップデータしなくてはならない資本側と繋がりたい」
で締めます。