働き方改革や人員不足の影響を受けてか「RPA」と言うワードが沸騰中。工場や会社でも生産系の製造
現場では比較的、生産性向上等の名目でコンピュータ化の議論になりますが業務系のお仕事は人海戦術や
業務派遣的な要素が大きく中々、コンピュータ化(自動化)議論は進まなかった。

近年、「RPA」と言うワードが沸騰し、問合せも増えて来た。

そんな中で情報収集も兼ねて調べた内容や感じた事をTwitterでつぶやいた内容をまとめて見た。

RPA を切っ掛けに #業務系アプリ が見直されてきている

前職時 確か15年~20年位前に社内で #サイボウズ を評価検討しましたが帯に短しで結局自社開発で
逃げましたが、時代も変わり今や業務系はアプリの時代。ニーズも細かく独自開発では立ち行かない
本格的に評価して見ようと思う。 #kintone

キーワードの引きの強さか「RPA」

今までブルーカラー系業務の自動化議論は(進んだかどうかは別ですが)話題には上がりましたが
ホワイトカラー系業務は多岐に渡るのか?仕事として標準化が確立していないのか?様々な理由で見過ご
されてきたが、ここにきて注目されてきた。非常に良い傾向ではある。

切っ掛けは企業TOPが何らかの情報でRPA知り「弊社でもRPA化を進めるために勉強しなさい」との事
私個人はRPAには懐疑的で有り導入ポイントよりも、これやると失敗するよポイントをメインにお話する。

企業さまからの問合せで多いのが経営者の方が、何らかのセミナーやビジネス雑誌等で「これからはRPA
の時代!?」的な事を見聞きして漠然とサックリと担当に話す事から始まる。「弊社もRPAを検討する時期だ」

そこで、関連社員が右往左往しているのが今の状況

RPA について色々な情報を収集しているが、基本前向きな情報も多く#ホワイトカラー 系の形骸化された
業務に多くの方々が疑問や課題と感じているのだろう。#RPAシステム としての検討よりも、RPAの考え
方を基本に関係者で議論できる環境作りが一歩進む近道になると考える。

今まで、疑問や不満もありながらも見過ごされてきた。見過ごしてきた事も、話題になる事で議論対象に
なる事で一歩進んだ。これも3文字ワードの威力(脅威)

RPA について色々な情報を収集しているが、RPA的な考え方は昔から有り #EXCELマクロ #MSACCESS
等で業務効率化を進めた例はいっぱいある。しかし、時代経過の中で自由度が有る反面個人依存してしまう
事もあり担当の退職等で過去遺産となるケースを多々見ている。組織的に進めると〇

なにも「RPA」と言う内容は新しい内容では無く昔から脈々と進めてきた内容の焼き直しです。
しかし圧倒的に違うのは、担当任せの単なる合理化では無く部門も巻き込んだ効率化を目指す所に意義が有る。

RPA について色々な情報を収集しているが、長年培った業務の変革を進める場合には担当間での軋轢も産まれる。
「担当本人は最善の業務と思っている」「この仕事は誰にも渡せない」・・様々な思惑が入りまじり一筋縄
では行かない。経営側の積極的参入無くしては進まない。

良くあるパターンが一見専門職が強い経理系(お金勘定)は属人化のなんたるかでココを担当している方は
比較的プライドなのか?仕事を取られるのが嫌なのか?オープンにしたがらない傾向が有ります。

どうですか?自社でもあてはまりませんか?

ココを凝りほぐすのは「北風と太陽」方式が必要です。

RPA について色々な情報を収集しているが、#RPAツールソフト を導入すると簡単に #業務効率 が出来る
と考えがち「広告宣伝側にも問題有り」業務整理から #RPAシステム 理解、マニュアル作成と雑多に多く
今まで課題対策を苦手としてきた メンバーにそのまますんなりいくとは考えにくい。

ツールに「絶対」や「簡単」は完全に釣り文句です。あくまでもみんなで考える機会を持ててその上で解決
を促すツールと最初からハードルを上げないように。但し、RPAツールを購入しようとすると高額な商品が
多いので。やはり即効効果を求められますね・・・ここは悩ましい

RPA について色々な情報を収集しているが、

各社 #RPAツールソフト の広告も多く商機ありとみているようだが、大手企業の限定的な気がする。
むしろ、これを好機と捉え #サイボウズ #kintone とかの #業務改善プラットフォーム が中小企業向けと考える。

この気付きはかなり重要かと感じます。事例の多くはある程度の規模の会社や行政です。
100人規模の会社の場合は同じ業務だけでなく複数の処理を並列でこなすので標準化のイメージと繋がり
ません。なのでそのクラスの規模の場合は情報の共有化ツール等を先ずは運用して業務の共通化が出来ないか・・・
この辺から進めることが良いです。

突き詰めると少し前に言葉として流行った #ERP の事を言い回しを変えて製品化している気がする。要は
何であれ、先ずは自前の業務分析から始めて自動化出来るか、合理化出来るか、シンプル化出来るか?
ここがすべてのスタート。製品購入は手段

かなり前に大手が一斉に検討(その後廃れ・・)最近ではあまり耳ししませんが大手の外資系のコンサル
が一斉に営業を掛けていた「ERP」これをもう少し身近にした「ミニERP」で検討するのが良いですね。

RPA について

ERP担当になった場合の留意点。ITシステム部門主導型が比較的導入は早いが便利な反面、現場がお客さん
化してしまい #本末転倒 になるリスク。(本来は #現場主導型)

「ERP」や「RPA」を進めるには比較的ITシステム部門が主導が早いがそれだけでは今までと同じ。皆で考
え知恵を出す環境作りを。これを提案出来、実行を促せるのは経営層であり管理職で有る。

この方々の理解と覚悟が無いと進まない。

トップダウン型で経営者が #働き方改革 #業務効率化 の経営課題で検討するケースも多いが、現場の思い
とTOPのすり合わせが意外に困難。TOP:もっと出来る 現場:頑張ってる

これかなり重要トップは現場をあまり知らない・・知ろうとしない、知ってもムダ?現場は知ってもらい
たいが伝わらない。これは立場の違いで仕方ない逆を返せば逆の仕事はそれぞれ出来ない。

RPA 検討で先ず思い出すのが#EXCELマクロ や #MSACCESS だが、これを一歩進めた #RPAツール
過去に #属人化 しすぎてお荷物になった #マクロ職人 やメンテする人がいなくなったMS-ACCESS
作り込みシステム同じ轍は踏まないように組織で対応する必要ありますね。その前に #ゼロベース(廃止)で検討

EXCELマクロはPC好きの方からするとプログラマーになったかの様な錯覚を覚え凄く属人化しやすい
ハマる麻薬のような甘いささやきツールMS-ACCESSもしかり。しかし、作るのは面白いがメンテや
その後の面倒が苦手な方が多いのもこれらのツール群の特徴残された方は悲劇です。

「EXCEL職人」でググると悲喜交々がいっぱいヒットします。

お客様からの依頼で、スタッフ業務の管理システムを検討中。俗に言う #RPA のプログラミング版です
が、簡単な台帳入力からの定型書類出力のシステム化です。仕様からアプリまで、工数と金額は掛かり
ます。#サイボウズ #kintone で出来れば #コスパ 良さそう。でもお客様側では出来ないし、悩み所です。

では具体的業務案件を進める場合のシステム屋の対応です。
・RPAツール選択?
・業務アプリツール選択?
・オリジナル開発選択?

運用と効率性、メンテ性、将来性を考えると悩み所です。

業務アプリ は宣伝だけの #RPAツール より実績の #サイボウズ #kintone で出来れば #コスパ 良さそうで
す。しかし、全てがお客様側で出来ないので #サポート とか #業務分析 #作り込み が必要。
サイボウズ社がここまで寄り添ってくれると顧客は助かるこの部分がソフト代より高くなるのが悩ましい

個人的にはサイボウズ等の業務系アプリが選択肢の一つとしては有効ですがこれもあくまでも使いこなして
のアプリです。アプリのサポートが無いと、一企業では導入は困難

事務員の方が毎日 #EXCEL に台帳として入力し3種類の帳票伝票を大量出力している作業のシステム開発
を要望される。オリジナル開発は可能であるが、今はもうアプリの時代。

サイボウズ #Kintone 等を使えばお手軽に出来るだろうが

提案する側に知識が無い、悩ましい。体制が出来ないお客様の場合はどんなに良いツールでも宝の持ち腐れです。

ならば、専用のシステムで提供した方がお互い様なのか?難しいかじ取り? どちらが将来的に有効か?
今、だけの判断は方向を見違える・・

RPA のワードで #中小企業 がざわつき出して業務系の合理化相談を頂いております。

オリジナルソフト開発では高価で手間も掛かり、RPAツールも高価で限定的と読んでいます。私自身も
昔 #サイボウズ を評価しましたが当時はいまいちでしたが最近の #Kintone は評価も高く実績も多い様です。

ツール選択の場合は、実績と経験それにサポート体制困った時に相談に乗ってくれるこれって製品性能
よりも大事です。

RPA のワードで #中小企業 がざわつき出し #事務系業務 の #合理化相談 を頂いております。
#サイボウズ #Kintone をしっかりキャッチ出来れば、事務系業務の #合理化提案 のハードルは下がる
と予感はしています。この分野は #オリジナル開発 では無く #アプリの時代 かな?と

今までなら、間違いなく「オリジナル開発」を推進する立場ですがこれからを考えた場合まずは「アプリ」
の検討から入るのが今風

言霊 と言うか、言葉(ワード)って言い方を変えるだけで #パワーワード になりますね。#業務効率化
とか #業務改革 と言うと何故か他人ごとでピント来ないが「#RPA」と言った瞬間に水を得たかのように
引きが強くなる。それでも他力本願ですがww

キーワードは重要です。しかし、キーワードの奥に有る本質を見る・・見抜く・・事が一番重要。他力本願
では本質を見違えます。でも、サラリーマンの方の多くは今以上に自分の手間を増やしたくない。これも
本質、真理。

社内で提案すると確実に自分の仕事が増えるので業務効率化も「#RPA」と言う #パワーワード に進化
した事で一気に日の目を見ます。気付いていても言い出せなかった、#ホワイトカラー の #業務効率化
今までは見て見ない振りをしてきた経営層の方も「RPA」なら何とかしてくれると言う期待。しかし簡単
に打ち出の小槌は出てこない

長年の時間経過の中で凝り固まった内容を簡単にほぐすのは難しい。ツールに逃げるのもうなずけます。
しかし、ココが味噌でツールに逃げると販売営業側の思うつぼ

RPAツール 導入の #費用対効果 のボーダーラインってどの辺だろう?社員数規模だと100人以上?
単純作業の件数50件以上/日?一つの業務で5人以上で携わる案件?ある程度の規模 #ボリュームゾーン
を見極めないと効果は見込めない。

業務の洗出しは比較的皆さん進めます。しかし、自動化の価値が有るか否かの見極めは難しい。
比較的出来やすいとか、見え易い所から進めがちボーダーラインは見極めましょう。

RPA の機能は「巨大なマクロ」と例えられることもある。しかしマクロは連携するアプリケーションが
限られている。(#EXCEL 等)1つの業務でも多様な #アプリケーション連携 が必要なケースが多い、
これは #マクロ だけでは不可能だ。これがRPAたるゆえん

これも、Webやインターネット技術が進み単一ソフトだけでは無くPC内の複数ツールが揃ってPCがあれば
お仕事がまわるようになった恩恵「システム間の連携機能を作り込めば良いのでは?」#RPA と連携開発
(#プログラミング)との違い

性能面からいえば、作り込みの方がずっと高性能になるはずだ。しかし問題は連携開発のためのコストと開発
期間である。一般的には #RPAツール よりもっと時間と投資が必要だ。

ツール選定時の費用の考え一時的な費用で考えるか。長い目のランニングコストを見極めて議論するか?
コストだけでなく、見え難いが人的コストも大きい。

RPA 導入の阻害課題

・情報システム担当が不在(主導するリーダーが不在)
・社員の #ITリテラシー が低い
・紙、電話、FAX文化が主流
・業務が属人化、#作業マニュアル が無い
・業務担当者の意識改革が難しい(自動化されると自分の仕事を取られてしまう)
・業務パッケージが古い(独自の操作が必要)

まとめです。上記阻害要因が3つ以上あてはまるとRPA以前の問題です。