ある業界で実績を出している
スーパー営業マンの方とお話をする機会がありました。
言う事なす事もっともで、理屈や理論じゃ無いと言う事を改めて痛感しました。
これは言い古された言葉でもありますが
「優秀な営業マンは決して商品は売らずに自分を売る」とも言いますが
本当にこれに尽きるかもです。
でも、これは言うは易しです。
これが出来ないから(出来ない事を言い訳にしている)
優位性や差別化も進み、優秀は優秀たるゆえんになります。
では、広報マンに目を向けてみます。
広報マンの定義が曖昧だと論旨が展開してしまいますが
ここはあえて曖昧にしたまま述べてみます。
広報マンと営業マンを整理してみると
- 水平方向(広く平ら)に知らしめて行く事を広報マンとすると
- 垂直方向(深く深く)に進めていく事が営業マンとなりそうです。
そうなると、必要な知識やテクニックは違って来そうです。
進め方の理想は二つ
- 先ずは広報マンが広く告知して認知していただきその認知顧客に対して深く入り込む。
- 営業マンが深い関係を持った顧客の事例を広報マンが広く告知して、興味を持った顧客に対して営業マンが入り込む。
こんな関係が理想です。
①はまさにマスマーケティング戦略になりますね。
これは商材にもよりますが、一般消費財の場合はこれが有効ですね。
②はもう少し突っ込んだ内容で、専門性や興味が狭い分野の商材の際に有効です。
広くは無いが、顧客の心理に寄り添い顧客のニーズを把握して
それを事例に同様の課題やお悩みを持った方に事例広報していく
①②の進め方、目的は一緒でも手段が逆になります。
これからの進め方はやはり②の方向性になりそうです。
と言うより②の方向性しかありません。
「優秀な広報マンはスーパー営業マンになれるのか」についてのまとめです。
理想は2つのスキルを持つ事ですが、やはり内容特性が違うため
分けて考えていく方法が良さそうです。
でもどの分野でもトップを取る事は本当に難しいです。
そこそこの方はいっぱいいますが、優秀同士が結合した瞬間
大きな化学反応(ケミストリー)が起こるのでしょうね。
やはり優秀なスーパー営業マンにはリスペクトしかありません。
by 広報マンの端くれより