「まちの総務」として地元企業の採用サポートを行なっております。
【OTAジョブサイト】
その一環として各企業さまの総務人事担当者との情報交換を行なっております。
各担当者が声を大にして言うのが「高卒、専門校卒」の人員が圧倒的に不足しているこの様な声です。
前回は誰をターゲットに訴求するかについて書きました。
今回のテーマは「ターゲットに対しての訴求案」について考えます。
地元企業の就職募集ターゲットは就活生よりも
その関係者(親御さん)に向けた地域ブランディングになります。
一度前回の内容を整理します、就活生を持つ親御さんの立場として
- 地元でそこそこの規模感があり安心して進められる
- 将来性がある
- 自分の子どもの就職先を自慢出来る
- 知合いが務めていてコネが効く
この辺から探っての訴求案になります。
先ず考えなくてならないのは、就活生の親の年代です。
アナログ世代なのかデジタル世代なのか?によっても攻め方(訴求方法)は違って来ます。
子どもの年齢を17歳から20歳位と想定すると、親御さん世代は30歳後半から40代です。
そこから考えると、完全アナログ世代と言うよりもデジタル世代がメインになると考えられます。
ブランディング媒体はデジタル系(HPやSNS)がメインで間違い無さそうです。
次は、Webページ(求人サイト)の作成内容になります。
多くが企業の給与、福利厚生、技術の説明がメインになりますが
ターゲットが明確でございますので内容が少し違って来ます。
しかし「これ」と言う絶対は無いですが、アプローチ方法が変わって来るのは事実です。
例えば
- 既存技術や新規事業の将来性
- 安定性(実績や歴史的に)
- 地元でのある程度の知名度(お話した際に「ああ、あの会社ね」とドヤれる
この辺の内容を整理してしっかりと伝えて行く、こんなブランド作りに力を入れていくのが
効果的になると考えます。
その際に有効的なのは、文書による詳細説明(解説)と併せて映像化も効果的です。
その際に脳裏に置きたいのが「親御さんへのメッセージ」です。
親御さんを味方に付ければ勝ち筋も確定です。子どもたちは背中を押されるだけです。
本当なら親子会社見学なども有用かと思いますが
さすがにそこまでやると「過保護親子」と言うイメージが表面化するので難しいですが……
親御さんの本音としては出て行きたい所でしょうね。
採用活動に絶対はありませんが、まだまだやること、やれる事は沢山あります
年次行為なのでトライアンドエラーの繰り返しです。
是非とも一緒に考えて行きましょう、相談に乗らせて頂きます。