前回は新NISA制度の解説から投資への興味についてお話ししました。
しかし、NISA制度をどんなに熱く解説した所で投資知識については片手落ちです。
NISA制度は枠組み、では何を選んで投資しましょうか
「今話題のNISAを使えば儲かるの?」こんな質問を伺います。
これは一見あっているようないないような、回答に困る内容です。
「NISA」と言うパワーワードが1人歩きしているのでこんな質問になります。
改めて
「NISA制度はお得な投資の枠組みであり、その上で何を買うかで違ってきます」
こんなイメージです。
NISA制度はあくまでも税制優遇措置の制度であり、投資の枠組みでしかありません。
この枠組みを使って「どんな金融商品(株式)」を買うのかは別問題です。
ここでひとつだけ大事なお話しです。
「投機と投資は違います」
「投資」は比較的リスクの低い安定的な運用を目指しますが
「投機」は短期的な大きな利益を狙うため、より高いリスクを伴います。
「投資」は中長期的な視点で行われますが、「投機」は短期的な視点で行われるのが特徴です。
いわゆる「投機」はギャンブル性が高いですが「投資」は中長期で資産を増やして行くイメージに
なろうかと思います。なので初心者が目指すのは「投資」です。
ではNISA制度を活用してどんな金融商品を買いましょうか?
ここが本論のポイントになります。
私自身のNISA戦略(ポートフォリオ)を解説します。
金融商品選びが重要になり、ここで誘導すると責任問題にも影響しますので注意が必要ですが…
私自身は楽天証券口座を活用してNISA枠で以下の商品を買っております。
①長期目線で考えて「S&P500」
投資のプロは個別銘柄を選択してアクティブ投資を進めるでしょうが
金融知識の乏しい私などはほったらかし投資を目指すのでS&P500を購入しております。
S&P500とは、アメリカの代表的な株価指数の一つで、アメリカの経済を代表するような大企業500社の
株価の動きを平均して表したものです。
② 高配当を目指して「楽天SCHD」
楽天SCHDは、アメリカの優良な高配当企業に投資する投資信託です。
安定した配当金が期待でき、NISAで投資することで非課税で運用できます。
少額から始められ、将来の資産形成に役立ちます。
NISA運用では以上の2つで運用しています。
次回はなぜこの2つを選んだのか?私自身の投資戦略について解説します。