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IoTと言う言葉が「バズワード」では有りますが、実際の動きは微動です。

中小企業の現場でお話を伺う所は「スマート工場やIoT」と言う言葉には魅力は感じるが、実際の自社に置換えると様子見と言うのが実情です。

「IoTケーススタディ研究会」を発足させてお客様とのコミュニケーションから得た情報を元に考察してみます。

工場装置の24時間見守りセンサーにはどのような物が想定できるか?

について考察して見ます。

24時間稼働装置がどのような業種でどのような種類が有るかまでは

全て把握していないので、想定の範囲です。

24時間稼働装置の見守りの内容として考えられるのは

・装置のON/OFF信号をモニター
・装置の異常Stop状態のモニター
・作業数カウンターのモニター
・装置の温度センサー(異常温度の感知)
etc..

作業装置の種類
作業装置の種類は様々なので、ここでは古い、新しいで分類します。
新しい:機械信号的に外部に装置状態情報を取り出せる機能が付いている機械。
古い:機械信号的に外部に装置状態情報を取り出せる機能が付いていない機械。

新しい装置、これは各社が取り組んでおりますので比較的導入は簡単です。
装置の稼働状態を知る、パトライト等で表示する機能が付いていればここから信号を横取りしてIoT機器に繋げる事は比較的容易です。

問題となりもっとも多いのが古い装置の場合かと思います。

実はこの部分が、製造工場でIoTの発展を阻むポイントになります。

・機械メーカーも既に手を焼いている
・古すぎるために改造パーツも無い
・メーカーには技術者がいない
・汎用品では対応出来ない
・PLC等シーケンサを扱う技術者が少ない

ちょっと話題が「センサー種類」から脱線してしまいました。
でも、重要なのはこの部分となります。

方法論としては接点信号をPLC(プログラマブルロジックコントローラー)から分岐して接続し、PLCをIoT機器に接続して信号の変化をサーバー上に送信。
の様な流れになるのが一般的です。

中小企業の経営者は、自社の課題は認識しています。

でも誰に相談して良いか?こんなこと聞いて良いのか?

そんな事も是非、相談して下さい。

決して派手な営業はしていませんが、地味にこの関係を得意にしている会社も有ります。

ニーズを教えて頂き、解決に向けて相談して見ませんか?