一般のサラリーマン(正社員)の方にはあまり馴染みは無いと思いますが
パートアルバイトや派遣社員の業界では一般的である
「給与の前払い」
この分野のフィンテック恩恵がすごいです。
「給与の前払い」とは
一般的に学生アルバイト等は月末まで待てずに生活費が欲しい・・・
今週末飲み会だけど前払いが有れば嬉しい
派遣社員が初月の家賃を前払いで欲しい・・
この様に消費者金融利用するまでも無く雇用主が与信するイメージです。
これは一般的に行われているむしろ業界慣習的なもののようです。
ここに目を付けたのが
「給与の前払い+フィンテック」です。
言葉を選ばずに言うと「お金貸しの仲介や」と言うモノかと。
企業に代わり前払い金の肩代わりを行う(担保保証は雇用側)
*企業から前金をストック(預かり金)しておく方法もあり。
IT技術を駆使して借り入れをスマホ等で簡単決済。
利用者は金利掛からず、雇用側が振込手数料に代わる
システム利用料としての手数料をお支払いするイメージ。
雇用側のメリットは?ここがすごい所です。
・前払い給与をうたう事で福利厚生が充実、求人に有利
・対象者が多い企業の場合の振込業務が不要
・前払い用に準備金が不要
・離職率も向上(前払い金でつなぎとめるので)
普通なら利用者が金利や手数料を負担するのが世の常ですが
この仕組みであれば「3方良し」のまさにフィンテックの吉例です。
企業間取引(B2B)の即時決済化(フィンテック)が本丸でしょうが
次はこの分野の加速が見えております。
その様に考えると
大手銀行とサラリーマン金融会社が統合するのも理解できます。
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