DX的に言うと「大手の焼直しを中小企業に」は大きな勘違いで
DXは「中小企業向けに再定義」が正解に

例えば中小でデジタル化が遅れているなら、大手の焼直しでは無く
中途半端なデジタル化は諦めて一から学ばずに
一足飛びにAI化ですすめませんか?
これが『DX』のトランスフォメーションの変革たる所以です。

ではどこから再定義するか
弊社の事業面から考えます。

社員教育制度について

人を育てる、一生学ぶ
これは重要な事で、1ミリも否定するところはありません。

しかし学び方に変革が必要になってきています。
コロナ禍に於いて、全ての教育現場の流れが一変しています。
現場では今までは絶対に許されず反対されてきた事が
いとも簡単に覆されて、ニューノーマルと言う考え方に変化しています。

学びの本質は一緒でも、学び方が大きく変わっています。
教える方も今までと同じでは淘汰されます。
今後も今までと同じようには戻らないでしょう。

ではどう変えるか?
改善とか品質管理、工程管理などの基礎教育はリモートやオンラインで
日本で一番有名で著名な講師が一人で授業動画を配信するだけで事足ります。

これからの社員教育現場は基礎教育ではなく、もっと踏み込んだ教育で
もの作り改善や品質検査、設備監視はIoTやAI、ロボットに任せ
ロボットやAIで導かれた内容を使いこなす技術を学ぶ事が
最も重要になってきます。

モノづくりの基本「品質管理」「改善メソット」「工程管理」の手法は過去のモノになる。
そうなると、どこに力点を置くか?
これから必要になるスキルや分野としては

  • 設備保守技術者
  • AI,ロボットのフィールドエンジニア
  • IT分野のコンサルティング

ここを絡めた教育事業が圧倒的に伸びて行く分野でしょう。

時間をかけて育てるのは基礎教育では無く、応用技術に特化すべきです。
ここの技術屋を育てて行くのがこれからの教育になるのでは…
この様に柔らか頭にならなくてはと後付けですが考えています。

「投資の前に目先の利益」「人の判断は不要でテクノロジーが解決する」

内容が極論すぎるのでお叱りもあろうかと思いますが
これは間違いなく来る世界です。
行政も含めおじさん世代がアップデートしなくてならない世界です。