前回は企業内でDXや変革の足を引っ張るのは
アナログ社会で育ったベテラン社員と
そのベテランからお仕事を教わった中堅社員たちと定義しましたが

その方は決して変化をしたくない訳でも無く
課題を見て見ぬふりをしている訳でもありません。
ただ長年染み付いたものを取り除く作業をして来なかった「だけ」です。

この「だけ」と言うのが結構厄介で、実は頭の中では理解しています。
しかし阻害要因があまりにも大きすぎて、多すぎて
後回しにして来た結果が今になります。

ではどうするか?

凝り固まった積年の企業文化は内部の自浄作用では絶対に無理です。
変革するには利害の無い第三者か絶対的な指導者しかおりません。

そこで登場が「利害の無い第三者」です。
現状を否定はしますが過去については尊重いたします。
変化対応が出来ない理由や見過ごした原因を一緒に探り
そこから糸口を見つけて丁寧に関係者説得(事実を提示して)行きましょう。

その際に重要となる(一番大事な)内容です。
他者を説得や説明する場合に、課題だけをぶつけてはいけません。

「〇〇だから遅れている」「〇〇に変えるべきだ」
などの脅迫説明では行けません。

個人的主観や感情論、経験則だけでは説得力に欠けます。
先ずは定量データをしっかり分析して数値的事実(ファクト)を明確にして下さい。
データには個人的主観が取り除かれ、事実(ファクト)だけが見えてきます。
その事実から仮説を立てて説得工作を行います。
事実(ファクト)で有れば、若手、女性社員、年配社員でも関係無いです。
事実に即した仮説だけが唯一の共通認識のカギになります。

意外に多くのみなさんはこの大事なプロセスをすっ飛ばします。
「日々の業務が忙しくてデータ分析などしている暇は無いよ」
これが大方の意見です。

しかし「イヤイヤこれを行わなかった事」が様々な改革や変革を遅らせた原因になっています。
この分野も一種の「データサイエンス」です。
社内でDX担当になったので有ればここは避けて通れません。
「分析無くしてDXはありません」と言っても過言では無いです。

敵は本能寺…では無く、身内にあります。
社内の利害関係や軋轢、老害、古いルールと戦うには情報武装が重要です。
「しかしそうは言っても」と言うのが担当者の意見かと思います
そんな時は「利害の無い第三者」にお任せ下さい♪
多くの事例も集まりつつあります、先ずは相談に乗らせていただきます。

会社の未来を担うのはDX担当のアナタです。
先ずはアナタからマインドチェンジして行きましょう。

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