
ブラックリストの仕組みとトラブル時の対応方法をやさしく解説
お客様から以下の様な問い合わせが
「送ったはずのメールが相手に届いていなかった…」
「取引先から『メールが迷惑フォルダに入っていた』と言われた…」
このようなトラブルの原因のひとつに、「ブラックリスト」という仕組みがあるようです。
私自身も未経験(未知識)でしたので、AIの力も借りて調べて解説します
「ブラックリストとは?」「なぜ載ってしまうのか?」「載ってしまったらどうすれば?」解説します。
■ 「ブラックリスト」とは?
ブラックリストとは、簡単に言うと
“怪しいメールを送っているかもしれない人・サーバーのリスト”
のことです。このリストを元に、メールを受け取る側(GmailやYahooメールなど)は
「これは受け取っても大丈夫なメールか?それとも迷惑メールか?」を判断しています。
あなたのメールがブラックリストに載っていると、相手に届かなくなったり、迷惑メールフォルダに
入ってしまうことがあります。
■ どうしてブラックリストに載ってしまうの?
善意でメールを使っているつもりでも、以下のようなことがあると、誤ってブラックリストに
載ってしまうことがあります。
● 一度に大量のメールを送った
→ メールマガジンや挨拶メールを一斉送信したときなど。
● 宛先の間違いや使われていないアドレスへの送信
→ メールアドレスの打ち間違いや古い名簿を使っていた場合など。
● ウイルスや不正アクセスによって、あなたのPCやサーバーが勝手に迷惑メールを
送っていた
● 自分のメールアドレスが「なりすまし」に使われていた
→ 悪意ある第三者が、あなたのメールアドレスを使ってスパムを送るケース。
■ ブラックリストに載っているか確認するには?
以下のような無料のチェックツールで、今自分のメールアドレスや使っているサーバーが
ブラックリストに載っていないかを確認できます。
少し専門的なので、自信がない方はレンタルサーバーのサポート窓口や、会社のIT担当の方に
相談しましょう。
■ ブラックリストに載ってしまった場合の対応策
もし「載っていた!」とわかった場合、以下のように対応することが大切です。
① ウイルスチェックやセキュリティの見直し
→ ウイルスに感染していないか、パスワードは強いものか、などを確認。
② メールの内容や送信方法の見直し
→ 迷惑メールと誤解されそうな件名・文面・大量送信を避ける。
③ ブラックリストからの解除申請
→ 自分で申請する場合は、各ブラックリスト運営者のサイトにある「解除申請フォーム」から申請。
→ レンタルサーバー業者が対応してくれることもあるので、まずは問い合わせを。
④ 時間をおいて再送信
→ リストは自動で一定期間後に解除されることもあります。すぐに解除できなくても
時間をおいて再送してみましょう。
■ 【ビジネス向け】大切なお客様にメールが届かなかった場合の対応
特にビジネスの現場では、メールが届かないことで取引のチャンスを逃したり、信頼を失ってしまう
こともあります。そんなときは、以下の対応を取りましょう。
● 1. 他の連絡手段でフォロー
- 電話やLINE、SMSなどで「メールをお送りしたのですが、届いていますか?」と確認しましょう。
● 2. 相手に「迷惑メールフォルダ」も確認してもらう
- 「迷惑メールに入っていないか、ご確認いただけますか?」と伝えるだけで解決する場合も。
● 3. 別のメールアドレスで再送してみる
- GmailやYahooメールなど別の送信元を使うと届くことがあります。
● 4. メール署名や件名を見直す
- 「あやしいメール」と思われないよう、会社名や連絡先をしっかり明記しましょう。
■ 最後に:メールも“信頼の道具”
私自身解説しながらも内容的には少しややこしい感じです、一ユーザーでは防ぎようも対応も
難しい状況です。メールもある所には届くが、ある特定企業には届かない・・・このような
状況では調べようがありません
ましてや重要な取引先に情報が届かないとなると、お仕事にも影響してしまいます。
結局は「悪意のある輩」と「悪意のない善者」との隙間で起きている事象の様です。
私自身、今の所「明確な対応案」は提示できずに「ブロック解除要請」を行い待つしかないのが現状です。非常に悩ましい状況です。
何らかの進展や対応策が見つかり次第、追記事にしていきます。