事業家仲間とお金(値決め)に関しての議論をしました。
値決めに関してはこれと言った正解が無く、性格やその人の人生観が出て来ます。
- 最初のお客様だから安い値段で
- まだ自信がないから安い値段で
- 競合が多いから安い値段で
- 高くして二度と買ってもらえなかったらどうしよう
この「安い」と言うのが結構厄介です
深い話をしますと「お試し価格?」「原価割れ価格」と
結構アバウトな場合が多い傾向です。
これは飲食店やフリーランスなどでも同様ですね。
特に日本人としての「お金交渉苦手感」の現れなのかも知れません。
外国への旅を通じて感じた中でやはり日本人はビジネス交渉が苦手?
良いカッコしいなのかもと感じる部分でもあります。
一部大阪商人などは違うでしょうが……
外国での露店や移動手段などは客を見て値段を決めている様です。
いわゆるボッタクリ価格として、既定の3倍以上はふっかけて来ます。
それも普通にシレっと何も悪びれる事なく
押しの弱い観光客などは「その値段で言いなり」でしょう
慣れている方は当然「値切ります」そこから1/3位でしょか?
こちらは少し勝ったような錯覚に陥いるますが、売方の方はもしかしたら
値切られた値段が正規の値段なのかも知れません。もっと安いのかもです。
これが、世界の標準なのかもと考えてしまいます。
では、日本国内に戻しましょう。
多くの場合が第一発目に交渉値段では無く、正規値段で勝負かけます。
しかし、お客様によっては「値引きしてよ」となった場合
正規値段よりもマイナスになります。
この際に後から「少し交渉値段をプラスしておけば良かった」と思うはずです。
でもこれが出来ないのが、性格なのか国民性なのか?わかりません。
先の話で、海外での値段交渉文化、これに負けた日本人がSNSで「ボッタくられた」
になる訳で、これらの情報を事業者の方も見聞きしているので慎重になる訳です。
以前、ダイナミックプライシングのブログを書きましたが。
ダイナミックプライシングは簡単にいうと、商品やサービスの需要に応じて価格を調整する仕組みです。
需要の高い時期は価格を上げることで客単価アップに役立て、需要の少ない時期には価格を下げることで
購入率アップにつなげられるので、売り上げが全体的に上がることが期待できます。
この様なことも考えていく必要が出てくるのかも知れません。
でも、花火会場やお祭り会場でVIP席にも批判が集まる文化的背景もあります。
この値決めはビジネス全ての根幹ですね。
業界一律が良いのか?勝負値段で業界破壊を狙うのか?
はたまたVIP戦略でダイナミックプライシングを狙うのか?
知恵の使い所です。
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