面白いニュースを目にしました。
群馬・前橋市「スマート水道メーター」の導入へ実証実験 遠隔地から検針が可能に
ようやくインフラ系でのIoTの運用が動き出しそうです。
IoTエンジニアとしては非常に喜ばしい事で、少し今さら?感はありますが
ようやく一歩進んで来た様子です。
私自身もエンジニアの端っこにいる立場として、IoTの普及は大賛成でどんどん広がる
べきとは考えています。特にインフラ系は大量のビッグデータも取得出来るので、
使い方次第では有益になると思っております。
しかし、少し水を刺すようで恐縮ですが
技術一辺倒で良いのか?こんなジレンマも感じております。
各家庭までインフラ系のIoTが進む場合、通信&スマート機器に費用をかけてまで
行うべきか?
こんな事も考えてしまいます。
2019年6月にこんなブログ書いています。
パリでは電気料金は、部屋の数や、持っている家電の種類と数などによって、概算した目安の
金額を毎月先払いしておく。そして1年が終わったときにメーターの実際の使用量との差額を
払うので、毎月メーターを確認する必要がないんですよ。これで人件費が削減できるように
なっているわけで
テクノロジーを使わずに、先ずはこんな方法で全体最適を進めて
その上で浮いた分を次のテクノロジーに転嫁して行くのも良いのかと。
テクノロジー発想で行くか、現状の棚卸し発想で行くか?
一歩進み出した進化を止めない様に見守っていきたいと思います。
-PR-