コロナ禍で壊滅的でした企業研修事業も
少し落ち着いて来て、今期からようやくリアル研修も動き出して来ました。

そんな中ではありますが
コロナ以前とウィズコロナの現在では明らかに
企業経営者が求める研修内容が変化しております。

2019年度以前(コロナ前)の企業研修ニーズは
IT絡みよりも、ものづくり製造業を中心としての「カイゼン」「品質管理」
に見られる「守りの経営」がメインでした。
ウィズコロナの現在はDXやデジタル関連の「攻めの経営」に
変わって来ている印象です。

この背景には国策もありますが
コロナダメージにて経営者側もマインドチェンジがおきて
改めて「デジタル」の重要性やコロナ禍で起きたデジタル分断なども
影響していると考えられます。

コロナ禍で自事業自体も大きな変革を求められる中
地中に潜んで更新し続けたDX関連ブログがようやく日の目を見る時が来ました。
ありがたい事にブログを見た関係者から研修やサポートのご依頼を頂き
ブログ自体が営業ツールとなって来ております。

いくつかの企業様でも新たな出会いもあり、システムサポートを開始する中
多くの気付きをいただきます。

その中でも強く感じるのはやはり
ある年代間のデジタルギャップです

デジタルギャップとは?
アナログ世代で育った方とデジタルネイティブ世代のギャップです。
もう少し細かく言いますと
バリバリアナログ世代(50歳以上)と
このバリアナ世代から教育を受けたバリアナ世代予備軍(40歳代)です。

このバリアナ世代メンバーとデジタル世代では
まるで別物?と言うくらいの違いを肌で感じます。

これはデジタルやアナログを超越していますが
言い方を変えると「マインドチェンジ」が出来ないにつきます。

潜在意識の中での変革を恐れているのか?
変えられない過去のトラウマがあるのか?
「言われた事だけやっていなさい」こんな空気感の中で
長年染み付いて来たサラリーマン気質なのか?

前向きな研修を行なっている中でも
どこかでバリアナ気質の「変われない課題」が見えてきます。
これは大袈裟な言い回しでは無く、かなりの確率で企業の中に蔓延している空気感です。

わかりやすい例で言いますと
一見、DXに前向きな担当者に対して
私「これはムダな感じなのでやめられますか(廃止)」
担当「これはルールなので無理です」
私「ではルールを見せて下さい」
担当「………」

皆さんの会社でも心あたりは無いですか?
過去の慣習や前任者から引き継いだ内容をそのまま行い
特に疑問も感じずに「ムダかな?」と感じながらも「仕方なしに」
仕事と割り切って行っている

こんな「タコツボ現象」の職場をいっぱい見て来ています。
年配社員をはじめ中堅社員でもこの感じなので
多勢に無勢の若手社員などの意見が通るはずもないのが現状です。

さらに厄介なのは、この事自体を課題とは感じつつも
これは仕事と割り切っている事で若手に丸投げしている事です。
その中で一部の異端児が異論を唱えても「厄介者」扱いです。

嘆き節はここまで「マインドチェンジ」

ではここを変えて行く「マインドチェンジ」するにはどうしたら良いのでしょうか?
変えるべきは若手ではありません。
変わるべきは中堅社員です(年配社員の変革は諦めます)

私自身も企業のDXやデジタル関連セミナーの依頼を行った場合は
出来るだけ若手では無く中堅やベテラン社員の参加を促しています。
若手は既にデジタルネイティブなので柔軟です。

その内容につきましては
次回に続きます。

-PR-