全国にいや世界的に見ても、〇〇協議会、〇〇組合、商工会議所…
企業などが集まって各種組織団体(一社法人なども含む)が多数存在しております。

弊社も団体に属したり、関連サポートも行わせていただいております。
存在数を数えたらキリがありませんが

組織団体に属する意義や価値って何があるのか?

この辺につきまして考えてみます。
先ずはよくある組織団体の目的ですが

  • 相互扶助
  • 産業・経済界の情報交換
  • 会員セミナーなどの知識の交流
  • 会員相互の親睦
  • 地域産業の発展と地域社会に寄与

実際はもっと多くに内容はあろうと思いますが
「一社単位ではかなわない内容も規模の原理で共助して組織で対応しましょう」
この辺にまとまるかと思います。

この内容はまさに「まちの総務」が掲げるコンセプトと同様です。

ではこれらに属する会員企業は?組織団体は?
長年の歴史の中で少し形骸化して来ていないか?
そんな目線で

「組織団体に求める価値と果たすべき価値」について考えてみます。

私見として私自身が求める価値とは
「仕事ちょうだい、宣伝して、マッチングして」
こんな本音があります。
一方組織団体が求める価値は「求められる内容に応える」
この様な感じかと思います。

事務局は団体職員でもありますので一社の応援と言うよりも
求められる内容を踏まえて年間事業を会員企業と練っていると考えます。

今一度、考える内容として
「相互の求める価値は一致しているのか?」
この辺について整理してみます。

結論から話します。

まちの総務も含め、組織団体に求められているのは
「広報発信媒体」
「イオンやアウトレットの様なモールとしての情報発信」

なのかなと考えます。

内容を整理します。
相互扶助、相互研鑽も必要ですが、先ずはビジネス(商売)が最優先です。
そうなると、ここに集まる事業者は積極的に
・宣伝してくれたり
・マッチングしてくれたり
商売に繋がらなければ意味が無いと思います。

一応、組織団体側も定期的にマッチングイベントや商業イベントなどは行っていますが限定的では無いですか?
年度事業としての事業計画行事なのは仕方ないとしても
期待度はもう一歩踏み込んで欲しいのが本音の部分です。

では何をすべきか?

「組織団体のブランド価値を高める」これしかありません。

個人や1法人では難しい内容を組織団体に委ねて行くのです。
ここに来れば仕事がもらえる、仕事が有る(求職)、販売してもらえる。

この様なブランディングです。
具体的な方法案

共同のショッピングモールECサイトの構築

一社では限定的なEC販売もモール型で大量のラインナップが揃う事で訴求力も高まります。
一社単位の広報費では無く組織団体でまとまった広報費で一気に宣伝をして行きます。
本音として個人商店名(会社名)は一旦置いておいて商品販売に力を入れる。
全てを事務局に委ねるのは負担も大きいので会員組合内に委員会を作り活動をサポートします。(ヒトモノカネ)

巨大になればなるだけ知名度も増します、組織団体の広報だけで無く
会員企業も自社顧客に宣伝広報もしていただきます。

例えば一社の顧客10社に50社の会員企業が集まればそれだけで500社に宣伝広報が可能です。
デジタルとアナログを駆使して一大ショッピングモールに成長させます。
もちろん他の組織団体モールとも連携をとり相互広報も行い全国から世界展開も目論みます。

会員企業の中には、広報のプロ、ECサイト構築のプロ、営業の強い会社
経理の強い会社、倉庫を持っている会社、既にECで実績を上げている会社
海外に強い会社、全国ネットワークを持っている会社、デザインに強い会社
配送会社、梱包会社
色々と揃っているかと思います。

これらをまとめて行ければミニ総合商社が誕生しませんか?
と言う問いかけです。

まちの総務が狙っている「おじさん株式会社」コンセプトと一緒です。

実現には諸々の課題もあろうかと思いますが
「組織団体に求める価値と果たすべき価値」のヒントになればと思います。

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