2019年3月に高崎市の行政の担当者と弊社で登録頂いているHACCP専門家の講師による
「HACCPセミナー in 高崎」を開催。

本セミナーを開催するに当たり
・どのくらいの方が興味が有るか?
・どこまで宣伝すれば良いか?
・参加者は何を知りたいか?
・行政HPでの広報がどこまで拡散力があるか?
・FacebookやTwitter拡散力はどこまで有効か?

様々な有用性を確認する上でも重要な内容として「HACCPセミナー」を開催。

当初は100名越えの会場も検討しましたが

先ずは「身の丈セミナー」と言う事で

有る程度の箱に絞ってアットホームなセミナーが出来ました。

セミナー内容として
前段は市の行政担当から「HACCP制度の現状」について詳しく説明
後段として、HACCP専門家(専門家でも有り事業者側でも有る)から、事業者サイドからの立場についてお話を頂く。

こんな感じの二部構成で実施。

参加者の顔触れも、大手メーカーから個人事業者まで幅広く
全員が満足する内容か?までは踏み込めませんでしたが

先ずは相手(HACCP)を理解する部分
導入編としては一定の理解はして頂いたのではと総括します。

これだけ、インターネットや様々な媒体が乱立する中で
真の情報を集める事は難しくなってきています。

「HACCP」と検索するだけで様々な情報が集まり
自身が必要とする、今知りたい真実・・・これらの選別は非常に困難です。

この心配はやはり、セミナーと言う形で参加した方々の共通の内容で有った様です。

これらの雑多な情報を専門家や行政の立場で噛み砕き

真因についてお話を聞ける機会は、リアルな場面でしか現状は難しくなってきています。

そう言った意味でも、今回のセミナーは意義ある内容だったと思います。

「門前の小僧習わぬ経を読む」では無いですが
予備知識の乏しい私自身でも断片的な知識の中での気付きが多かったです。

一例
・「HACCP」制度化では有るが、取得がマストでは無く衛生管理としてエビデンスを残す事
・HACCP取得は行政が主導では無く、民間主導がメイン。
・自治体も「自治体HACCP等認証制度」を推奨しているがあくまでも一定の水準以上の自主的な衛生管理
・大手と取引上必須とか自社管理上のアドバンテージとしてHACCP取得を検討

諸々

私自身も目からウロコの部分も多くありました。

「HACCP」と言うバズワードに振り回されることなく

その言葉の真意について知る事からがスタートな様子です。

今回のセミナーでの一番の効果は

これから始まる(加速する)制度です、いち早く情報収集をする事で

先ずは、行政の担当と仲良くなり色々と情報交換する関係を築き、情報を取りに行く環境が出来た(知り合えた)事がメリットだったと感じます。

これからこのHACCPに関して行政や専門家への問合せも増えるでしょう。
その際のスタートダッシュは間違いなくアドバンテージです。

「何?」から質問するより
「これをするのにはどうしたら良いか?」の質問の方が具体的です。

先ずは相手(HACCPは敵では無いですがww)と戦う前に相手を徹底的に知りましょう。

と言うのが導入編の「HACCPセミナー(啓蒙活動)」と言う事になりそうです。

HACCP専門家もまだまだビジネスには直結せずに種蒔きの状況です。

今のうちに打って出る事でお互いが切磋琢磨して成長出来ると思います。

各方面の関係者(関係協会、関連商工会議所、その他士業組合、行政)の方々の問合せお待ちしています。

もちろん、企業担当者のご相談も承ります。