企業さまに企業OBを研修講師として生産性向上セミナーやコンサルティング業務を進めさせて頂いている中。
自身で方向性や考え方がまとまって無く、方向性を攻めあぐんでいる内容が有ります。
企業向け(社員研修用)の配布テキストについてです。
(もちろん、プロジェクターにも同様のテキストを投影します)
プレゼンの極意としては、出来るだけ資料やプロジェクター投影用の資料は
シンプルで見易く(文字を極力少ない図やグラフ等で表現)と良く聴きます。
資料はあくまでも、言葉を紡ぐための補足資料であり
資料の行間は、講師の言葉で内容を広げる。
そうする事で、参加者が資料に目を向けて集中力を無くさずに講師に注目し内容も自ら考える様に進める
と、何かで読んだ事もあり自身も出来るだけその様に務めてまいりました。
しかし、プレゼンとは違い研修セミナーの場合はどの様な事が重要なのか?
迷う所があります。
現状の講師に伺うと
「研修資料は後から見直す事もあるので詳細に伝えたい」
「テキストとしてしっかりと内容を伝えるために盛り込みたい」
この様な意見が大多数です。
なので、6h~12hコースでの資料が約60枚~80枚位の
壮大な資料になります。
これを1/4印刷(80頁⇒20枚)でも、15名参加者がいれば300枚の枚数印刷です。
お仕事なので印刷コスト云々と言う訳では有りませんが。
・この資料を受け取った参加者はどの様なイメージを持つのか?
・同じテキストをプロジェクターにも投影
・テキストを先読みして講師の言葉が頭に入るだろうか?
・参加者がこの資料を大事に取って置き後から読み返すのか?
・そもそもOA化が進んでも、印刷削減に繋がらない
・同じシュチュエーションで海外ではどうなのだろう?
・日本独自の文化なのか、他社では違う方法を取っているのか?
事務局の立場としては、現状では明確な回答判断が無いので
プリンターのご機嫌を取りながら大量印刷を重ねる現状でございます。
個人的な主観では、配布資料はアジェンダ(目次)のみで、プロジェクター投影資料のみで良いのでは感じる次第です。
その後、資料が必要な方に電子情報で配布する方法。
まだ少し時間は掛かると思いますが、タブレットやKindle的な電子書籍(電子ペーパー)で対応出来れば合理的になりそうですが。