人手不足が叫ばれている業界のトップ3
・介護、看護・運送業・建設業
確かに分かる気がしますね。
- 高齢化での介護、看護業。
- 運送業は道路のトラックの数を見れば一目瞭然ですね。
- 建築はある時期が過ぎれば落ち着くでしょうが、それでも活況ですね。
まだその他に農業や飲食業、情報系も上位に位置するのでしょう。
そんな活況の運送業のお仕事を受けて
運送業界の勉強をしております。
最近特に、トラックが多いと感じませんか?
意識してなのか判りませんが、幹線道路では半分位がトラックな感じです。
道路も整備され、国内津々浦々物流網が発達してきています。
当然、成長分野ですから様々な課題や規制との追いかけっこです。
仕事量が多く多忙(ブラック)になりえる業界
安全を担保するために規制でしばる行政
この駆け引きは避けて通れません。
何せ、日々のチェック項目が多い事
先ずは「点呼記録簿」に関してです。
要はドライバーの出席簿です
乗車前/後に点呼です、これは対面点呼が基本。(電話チェックもOK)
対面の確認者は運行管理者(又は委任者)になります。
そこでのチェック項目は
・アルコールチェック
・健康状態チェック
・安全運行の指示事項の通達(安全確認、車間距離、追突防止、目視確認・・・ 社内で決める)
このチェックを毎日、全員に行います。(日にちをまたぐ場合は中間点呼も有ります)
又、そのチェック用紙(記録簿)は1年間の保管義務が有ります。
20人いれば全員、1000人いても当然、複数事業所が有れば全部、24H動いて入れば夜中も今も何処かで多くの「点呼チェック」が行われている訳です。
このチェックも正常に行なわれているか、行政により定期的に巡回チェック(チェックのチェック)が行われ、不正や抜け、矛盾があれば指導を受け
悪質になると事業停止のペナルティーを受けます。
我々一般の人からすると、安全が確認され一安心・・
行政からすると一定のハードルとチェックで安全担保
「安心!!安心!!」となりますが
運送業界側はてんてこ舞いです。
そうでなくても人不足、忙しい、競争激化・・猫の手も借りたい。
そうなると、当然 システム化して業務の効率化や自動化を進めたいとなりますよね。
しかし
システムでの効率化が中々進まないこの業界。
調べれば調べるほど、システム屋の我々も頭を悩ませます。
単なるチェックシートの入力し台帳を埋める仕組みなのですが
このデータは行政チェック用の保管データ作りの事務仕事でしか有りません。
自社に取っては何の付加価値も産まない手間仕事になります(何かは産んでいるかもですが)
なので、紙に記入するか、EXCELに入力するか、DBに入力して共有するか
この位の選択肢になり手間は一緒です。
結局、作業者(運行管理者)の手間は何一つ合理化出来ません。
その結果、経営者はシステム化に消極的になります・・・これは当然ですよね。
特に、多くの運送業者は小規模の家族経営から中規模が多いため、システム投資は二の次です。
予算が有るなら、車両台数増やしたり新品タイヤを買いたいですよね。
ここが、システム化判断の難しさです。
では、今回何故この「点呼記録簿」のシステム化を検討しているか?
この目的は明確です。
・チェック漏れ
・チェックミスの防止
この二点です。
今回のお客様は、車両台数も多く、複数事業所と同業別会社を兼務
忙し場合はドライバーは会社間出向と言う扱いでの登録も有ります。
さすがに、そこまで行きますと人海戦術のチェックはミスも誘発します。
このミスは巡回チェックの指摘にも繋がり、重大過失になります。
対策として、システムで入力ミス(抜けの確認)と車両/ドライバーの紐付け
この辺がシステムの肝になります。
当然、システムですので長期保管も可能です。(将来的にはペーパーレス)
安全運行の「指示事項」の登録と内容の紐付けも簡単になります。
今後、成長して行く業種、会社では先行投資になります。
我々の使命は、過去に培った経験で出来るだシンプルなインプットで最大アウトプットを出すか
ここに尽きます。
もちろん、WebアプリでクラウドDBを活用しますので他拠点での同時運用や情報の共有も可能です。
次の展開はデジタコDBとも掛け合わせて情報を共有します。
イッパイ集まったデータをAI分析??ビックデータとして次の何かに活かしたいです。
そんなこんなで業界の勉強をしながら有益なシステムでサポートしたいと考えています。
運送業界のシステムの雄になる日を信じて・・・
同業者の方、お気軽に相談下さい。
汎用化がすすめば当然、導入費用も安くなります。
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