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IoTと言う言葉が「バズワード」では有りますが、実際の動きは微動です。
中小企業の現場でお話を伺う所は「スマート工場やIoT」と言う言葉には魅力は感じるが、実際の自社に置換えると様子見と言うのが実情です。

「IoTケーススタディ研究会」を発足させてお客様とのコミュニケーションから得た情報を元に考察してみます。

宅配BoxのIoTです。

これは、だれもが考える分野ですよね。
配送業者からすると再配達の問題、受け取り側からするといつでも受け取れる。
この分野で考えられる、IoTと言いますとスマホやメールでキーNoを送り
スマートキーIoTで対応する。

良くある奴です(笑)しかし、この分野には課題が山積みです。

  • 各種宅配メーカーがいるので規格の統一が困難。
  • 送り主と受取主が違うのでメアドやキーNo受け渡し困難
  • 集合住宅やコンビニ、駅等であれば宅配Box設置もスポンサーが可能ですが

個人住宅での宅配Box費用やサポート費は誰が支払うの? 個人?スポンサー
・コンシューマ向けの場合は地域間差や個人差も有り普及に時間がかかる

まだまだ課題は有りそうです。
この分野は大手にお任せして、もう少しニッチな所を攻めましょう。
そうです、コンシューマ向けはあきらめましょう。

注目すべきは、今巷で流行り出した「レンタル系」「シェア系」の業種に絞ってケーススタディを行いましょう。
さすがだな・・と思った宅配Box事例を一つ

グローバルWiFi機器を空港で引渡しや返却が出来るスマート宅配BOX

ターゲットは明確です、ユーザーも当然Webから申し込むのでメール環境は持っています。
出掛ける時に受け取り、帰りにその場で返却・・理想的な宅配BoxのIoT事例です。

メーカー側は様々なコストが削減出来ます、グローバルと言う名前だけに世界戦略も可能ですね、

ターゲットを絞ればまだまだありそうです。
思いつくだけでも
シェア自転車、コインランドリー、モノのシェア、場所のシェア
レンタル農機具、ガキの貸し出し(スマートキーでは無くリアルなカギの引渡)
色々と盛り上がれませんか?呑みながら語りましょう。

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