表題に色々なキーワードが盛沢山なので整理してお話を進めます。
先ずは言葉の定義からおさらい
オウンドメディアとは、自社発行の広報誌やパンフレット、カタログ、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。
wikipedia
なぜ、今このオウンドメディアなのか?
大手では当たり前となってきておりますこの「オウンドメディア」
今までは企業HPとしてWeb制作会社に丸投げして、没個性のHPが乱立しておりましたが
最近の傾向としてはSNSや動画発信の敷居も下がってきた事から
企業も自社内で情報発信を行っていきましょう・・・
こんなトレンドで数年前から大企業を中心に進んで来たのが「オウンドメディア」です。
では、なぜ社員の帰属意識を高める最強ツールに当てはまるのか?
これが今回のテーマになります。
事例を二つほど
とある女性が多い職場での例です。
コロナ影響で直のお客さんとの接点が少なくなる中
経営者の方でYouTubeで情報発信を行い顧客との接点をつなぎ留めたい
こんな経営者の一言から始まりました。
社内の様子を映像に取り溜めて、それを既存顧客へ発信を行う方法を導入検討です。
しかし、社内にはその映像を発信する方法も撮影の方法もノウハウもありません。
そこで社内では唯一PC操作が得意なAさんに白羽の矢が立ちました
当初、PCの使い方はある程度知っていましたが、映像編集は初めてです。
まちの総務に相談を頂き、簡単なレクチャーを
PCソフトに対して苦手意識が無いAさんはスマホ動画編集ソフトも試し試し使いながらどんどん習得していきます。
そこで、もう一人社内メンバーでインスタやTikTokが好きなBさんもお誘いして
二人体制でなんやかんや楽しそうに映像作成と映像編集です。
社内で皆に見ていただくと、これが大好評ですぐにYouTubeで限定公開してみようと・・・とんとん拍子です。
Aさん、Bさんは口では「仕事が増えた・・・」と愚痴りながらもまんざらではない様子です。
2人で話し合い、企画を考えては動画にして皆から絶賛を浴びています。
経営者には2人に対して多少のインセンティブをお願いして
2人は本業の傍ら、水を得た魚のように社内の楽しい情報を集めて日々情報発信をしております。
もう一事例
とある製造業のお客様です。
社内のリクルート(求人募集)のHP作成依頼です。
まちの総務からの提案は、Web作成会社が提案した没個性のつまらないHPでは無く
社員数名でプロジェクトを組んで作成しましょうと提案させていただき了承。
進め方はこんな感じです。
リクルート(求人)を行うターゲットは「若者」です。
おじさんや経営者が作ったような一方的なHPを見たいと思いますか?
それよりも求人ターゲットに近しい年代(若者)に若者目線で企画していただきHPを作成しましょう。
そのために、部署の違う数名(女性も含む)でチームを作らせてください。
そこで選抜された、部署の違う数名の男女メンバーで週一回の企画会議の開始です。
これが企画会議と言う体の「帰属意識を高める社員教育」になります。
先ずは
- 自身たちがなぜこの会社を選んだのか?
- 就活に於いて色々な葛藤もあったはず、何が決め手になったのか
- 自身が就活の時にどんな情報があれば良いと思ったか?
- どんな情報を就活生に提供すれば喜ぶか?
- どんな素材(写真や動画)を準備すれば良いか
- この会社の良い所はどこか?(無いかもww)でもどこかにはあるはず・・・
この様なブレーンストーミングしていただきます。
その内容をもとに、素材を準備したり記事を用意していきます。
その結果をそのままHP上に公開したものが「オウンドメディア」ページになります。
最初は困惑していたメンバーも自身の考えたアイディアが経営層に認められ
会社の顔としてHP上に公開されて多くの人の目に触れると言う事で
新たなやりがいに繋がっております。
新入社員教育の一環として「オウンドメディア制作」をテーマにしても良いと思います。
普段のルーティン業務に加えて新しいやりがいのあるお仕事が見つかりイキイキとすると思います。
これがまちの総務がお勧めする
「中小企業のオウンドメディアは社員の帰属意識を高める最強ツール」
です、ご相談お待ちしています。