私自身が社員研修事業に傾倒している理由として
前職時の社員研修カリキュラムの恩恵を受けて多くを学ばせていただき
これを一メーカーの中だけではなく、中手企業にまで展開できればどれだけの方が役に立つか?
この様な想いで行っていますが
コロナ影響での大打撃、ニーズの激減で講師も時間を持て余している状況
何か次の一手を考えないとと毎日悶々としていました。
そんな中、前職時に社内教育事業の礎を作った大先輩と何十年ぶりにお会いする機会が有り
今回の件を相談した所、かなり有効なアドバイスを頂いたので整理します。
私の思う、社員教育事業の在り方
大企業が進めていた充実した教育カリキュラムを踏襲して、中小企業向けの教育事業として成立
講師は企業OBの方にお願いして全体の底上げを推進・・・
大先輩からのアドバイス
大企業の焼き直しのスライド(中手企業への移行)は時代的にナンセンス、教育自体を否定するのではないが、単なるカリキュラムをこなす勉強の場ではなく、実践的なモデル作りをコンサルして行く方法が求められる・・・
これを要約すると
基礎知識は最低限必要ではあるが、これはググったりオンライン学習で検索すれば無数に出てくる。
テクニックの問題では無く、課題を解決する手段の問題で
・効率を上げる作り方
・品質をあげる品質手法
・改善の方法
これらは人がやる時代で無く、ロボットやAIが行う時代(この時代に突入中)
こちらの方向に進もうとしている段階なのに
今更 「改善手法」「品質手法」では無いでしょう
確かにコロナ前は我々も含め、人類は少しずつのアップデートで成長してきた。
しかし、コロナ禍で多くの選別が余儀なくされた
コロナで影響を受けた仕事や事は、アフターコロナでも元に戻らないことを示唆された。
逆を言うと「コロナで受けた影響は本来不要な内容」(仕分け対象)だったのかも
と言うことを教えていただいただけのこと
「アップデート」では無く「変革」無きものは生きられない
成功体験の焼き直しでは無く、ゼロベースの「別もの」としての再設計を求められている。
そう言った意味で、大先輩の気付きは今後の方向性に大きなヒントをいただきました。
ここから再設計(まだ遅くないハズ)を行い準備をして行きます。