前回は序論めいた内容でプラットフォームを狙う企業さまとのご縁を書きましたが
この章では少し、原体験をもとにコミュニケーションプラットフォームを目指している理由を書きたいと思います。

プラットフォームを制す者が世界を制すがこれは一筋縄ではいかないが、みんなが目指す場所でもある「メタバースの世界」:「まちの総務」コミュニティプラットフォームの未来

ひとり情シス時代の孤独だった時に助けられた共助の世界

これはかなり昔の前職時代の出来事です。
1990年代の後半位からPCが一世を風靡してITバブルと言われた時代です。
私の会社でも御多分に洩れず、一気にPCや共有サーバーなどが浸透した時代でした。

たまたまPCや新し物好きだった事で、職場でOA担当となり
PCセッティングやソフト評価、共有サーバーの立ち上げ等をさせていただいておりました。
当時は景気も上向きで、工場の方も増産増産で24時間フル稼働状態でした。
そんな中で進めている社内のIT化、当然今ほどPCやサーバー類も堅牢では無く
たまにヘソを曲げる時も多数ありました。

その日はたまたま休日で家でゆっくりしていると突然「電話コール」が
「サーバーが止まっており作業が滞っているので対応して欲しい」
早速レスキューに出勤です。

まあ良くある、サーバートラブルで
「再起動してバックアップからファイル戻して終了」この位でいましたが
サーバーは復活しましたが肝心のバックアップデータが戻りません。
当時は大型HDDは高額だったのでバックアップなどはテープで上書きするタイプです。
このテープ読取が出来ずに困惑したいました
少し忘却の彼方ですが、他にもトラブルが重なって一人で四苦八苦していました。
その際にも現場からは「まだ復旧しないの」とやのような催促です。

そんな時に役に立ったのがインターネットの掲示板システムです。
2ちゃんねるでは無いですが、同じようなシステム関係者の掲示板サイトでした。
藁にもすがる思いで掲示板に対応策にヘルプです。
程なくすると、ヘルプに回答をしてくれる人が現れ
「何ターンかは?」忘れましたが
見知らぬ他社の他人の困ったに親身になって応えて頂き対応したことがありました。

今ではSNSやチャットなどが当然のようにありますが
その時ほどインターネットに助けられた経験は忘れられません。
そんな原体験から、困った人がいたら出来る限り「恩送り」したい
こんな思いが今でもあります。

そんなインターネットに助けられた経験から、ブログとの出会いでした。
旅好きなのも手伝って、海外旅行などに行く場合は現地情報を旅ブログから情報収集します。
旅行者、現地にいる日本人…多くのブログが情報手段です。
ブログで知り合った方に旅先でお会いした事も多々あります。
そんなこんなもあり、多くの情報に助けられた身としてはもちろん
「次に伝えるのは私の番です」と言うお節介魂炸裂です。

他人のブログで予習して、現地で検証した結果を今度は私が復習を兼ねてブログに綴ります。
そうしますと、次に旅に出かける人、出かけたい人の背中を押すことになります。
これが「恩送り」につながります。

インターネット掲示板に助けられ、ブログに救われて

完全にインターネットの魅力に虜です。
そうして程なくして現れたSNS、ハマらない理由がないですね…

SNSが醸し出す「ソーシャルな関係性」これこそが人々が救われる(少なくとも私が救われた)
「共助の世界」の代名詞となって今があります。
ここまでは「共助の世界」です。

コミュニケーションプラットフォームにこだわる理由

理由は簡単です。
共助の世界と言っても、対ヒトですので誰でも言い訳ではありません。
ただ街中で「困った」と叫んでも関係者以外は助けてくれません。

しかし、関係者が集う所(場所)で「困った」と助けを求めた場合
自身がその解決方法を持っていたり、専門家であった場合は具体的な
「対応策やアドバイス」がもらえます。もらえるはずです

それがコミュニティになります。

コミュニティとは、同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり(社会)のこと(地域共同体)。組織の名称の一部として用いられることがある(欧州共同体など)。
日本語では「地域共同体」が「地域社会」をも意味し得うるため、転じて国際的な連帯やインターネット上の集まりなども「共同体」あるいは「コミュニティ」(英語:community)と呼ばれる

それぞれの専門分野や仲間が集い、その中で共助が行われている組織体は素敵だと思いませんか?

そこで少し脱線しながらコミュニティに結び付けますと
以前、知り合いの生産者の方とお話する中
特に農業は閉鎖的な世界観があり有益情報はあまり表に出ないと聞いたことがあり
であれば、この分野に風穴を開けるために「生産者コミュニティ」を作ろうと
その生産者仲間とFacebook上にコミュニティを立ち上げて情報発信を行った経緯があります。
かなり人気のコミュニティにもなりましたが、マネタイズに失敗して継続性が無く断念した経緯があります。
しかしこの時の経験が「暗黙知の形式化」を漠然と考えており
この集めたビッグデータを分類分析することで実現できる
今で言うAIナレッジ的なチャットポッドでした。

その後、本業である中小企業向けのシステム相談を受ける中で
細かくは違えど、どこに企業も同じようなお悩みや課題感があり
総務と言う括りで横串を入れると、同じ悩みの企業担当者にもお役に立てるにでは?

総務と言う括りで有れば、総務、人事、経理、経営、情報システムと
バックオフィス 分野なので比較的グルーピングがしやすく
コミュニティも作りやすいのではと思ったのが「まちの総務」の着想です。

それら過去の原体験や現在に課題感が重なって
何故か正義感と言うか使命感が出てきて今があります。

まとめ

「まちの総務」と言うコミュニティ
これは地域に限定する必要はありません、ネットの力を借りれば世界中と繋がります。
次はここで出てくるのがプラットフォームです。
総務と括っても多種多様の業務や内容、ヒト、目的があります。
しかし、これをプラットフォーム(入口)と捉えてはいかがですか?
例としますと、自社の総務部門を考えてみて下さい。
この自社型総務部門も大手ではBPOしている企業も多くあります。

ビジネス・プロセス・アウトソーシングは、企業運営上の業務やビジネスプロセスを専門企業に外部委託することを指す。略してBPOとも。

Wikipedia

しかしながらこれは人も規模も予算も潤沢な大手企業の独壇場でした。
これを中小企業で横串を入れてBPOできたらどうですか?
イメージとしますと行政窓口や商工会議所などを思い描いて下さい。

地域の総合窓口として、誰もが利用していませんか?
ここの入口に入れば必要な窓口があり、わからない事は入口で聞いて
目的の場所にたどり着いて目的を解決したり仕事を依頼したり
発注を行ったりする感じです。

これがまさに「まちの総務プラットフォーム」になります。
なので何が出来るの?では無くて
何が必要ですか?に応えて行ける環境作りを行っている最中です。
なので今は事例を重ねてイメージしていただいている最中であります。

ここまでの説明で何となく理解していただけたかと思います。
「まちの総務」は日本国総務窓口株式会社を目指しています。
その中で活躍できる各ピースや専門家や事業者は集まってきています。

そのピースを埋めるのが
・コンシェルジュサービスの「AIチャットポッド」であり

人類の「はたらく」を進化させるをコンセプトに掲げ「コンシェルジュ×AIプラットフォーム」
事業を進めております『株式会社エイチ』さんです

・入口としての仮装空間(ネット上のバーチャルな場)「メタバース」が
これからになりますが、可能性として前述の「Oasis(オアシス)」などに当たります。

バーチャルスペース上で“みんなと一緒に仕事ができる”
リモートワーク・プラットフォーム「Oasis(オアシス)」

などになるかなと言うかのがまとめになります。
昨年までは種まき状態で中々芽が出ずに刈り取れませんでしたが
今年はしっかりと芽吹くまでは進めていきたいです
是非ともお力添えをお願いします。

ーPRー