IoT言う言葉が「バズワード」では有ります。
「IoTケーススタディ研究会」を発足させてお客様とのコミュニケーションから得た情報を元に考察してみます。
IoT事例のデモ版が完了致しました。
技術的には既に出来ていましたが、今まではお客様仕様だったためとレガシー通信タイプだった事で
今回の事例デモは
sakura.ioの通信モジュールと新たなモジュール基板と温湿度センサーを繋げての初のデモ試作版です。
これでIoTとはこういう事が出来るのか・・・と感じて頂けると思います。
やっている事は何てことは無いですが。
温湿度センサーに通信モジュールを繋ぎ、離れた場所で温湿度を確認する・・・
それでけです(笑)
システム構成
- 使用センサー:AM2320 温湿度センサー 約700円
- マイコン基板:I2C接続 オリジナルマイコン基板 (特注品)
- 通信モジュール:sakura.io SIM通信モジュール 約8000円(通信量込)
- クラウドサーバー:さくらクラウドサーバー
- Web参照画面:自社開発(sakura.ioとはDataStore機能を使用してデータ通信行なう)
この様な構成です。
言葉にすればこの様な環境ですが。
システム屋さんからの感触では、凄く便利に簡単になりました・・・
- 通信セキュリティの心配が不要。(sakura.io側で全てお任せ)
- 通信モジュールも電源ONで勝手に通信を開始(WiFiの様な接続設定不要)
- 通信設定もsakura.ioのコントロール画面からモジュール設定するだけ
- 電源ONで勝手にクラウドサーバーにデータ蓄積開始。
今までの苦労は何だったのか??と思うほどあっさりと通信を開始します。
しかし、簡単簡単とは言う物の実際は簡単では無い事は
・センサーとの接続マイコン基板は必要
・センサーコントロールのマイコン側プログラム必要
量産型や組込型用にオリジナル基板を汎用化します。
実際にこの部分が初の試みだったので(弊社の作り込み部分)少し苦労しました。
その際に助かったのがsakura.ioさんの技術サポートです。
これは開発する側に取っては凄く重要です
わがままを言ってsakura.io側の技術者と直接質疑応答をさせて頂きフォローして頂きました。
こんな事も有り、無事に繋がったデモ画面です。
あくまでもデモ評価画面なので、いつまで動かすかは分かりません・・・
これで一連のシステムテストは完了です。
後はそれぞれの担当(ハード側、Web側エンジニア)が個別に動く事が可能です。
得意分野に徹する事が可能になりました。
弊社のターゲットとするお客様は中小企業工場ですが
このままの応用で格安モデルとして農業系ハウス環境モニターや病院介護施設系環境モニターへの応用が可能です。
こちらは広く代理店として販売して頂ける会社を求めます。
是非、メッセージ下さい。
これからの方向性
オファーを頂いた企業様で実績を重ねながら事例作りと、センサーモジュール基板アプリの汎用化をして行きます。
一つの仕組みで様々なセンサー対応が格安で展開出来るモデル作りを行います。
Web側の参照アプリもお客様用はオリジナルアプリで対応しますが
格安版としてAPI化して汎用的に利用して頂く環境も整備して行きます。
「点」は企業さまオリジナルの提供
「面」は幅広く浸透するように格安で汎用的に提供
この様に、方向性としては「IoT事業の推進を面と点で攻めて行きます」
IoTの入口をしっかりと確立し広める事で
来たるべき「スマート工場、ビッグデータ、AI分析」に繋げることが出来ます。
この一歩は大きく進化する第一歩になると思います。
多くの賛同者を求めながら、このIoTの底辺を抑えて行きたいと思います。
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