DX課題に向けてのブログやITサポートを行う中
様々な現場ヒアリングや事例、国が求める施策などから
「求める側」「求められる側」のギャップなども含めて
「DX」と言う難解な沸騰ワードを順序立てて解説して見ます。
前回は「なぜ今「DX」が叫ばれるの? 」として、テクノロジー部分にフォーカスして書いて見ました
DXを語る上での「技術的の進化と普及」はかなり大きい要素です。
・DXのキモ「エクスチェンジ」のチェンジ前は何?
今回はDXの「X:エクスチェンジ」と言うからにはチェンジする前があったわけで
そのチェンジする前とチェンジした後の事例を結果論ではありますが書いて見ます。
商取引
昭和に時代は物品購入はお店に出向き、商品を見て現金購入が一般的でした。
Amazon、楽天などの登場でEC取引が可能になり商品選択から購入、配達、決済まで
大きく「X:エクスチェンジ」して、小売店や本屋さんなど既存業種が破壊したモデル
シェアカー
国内でも限定的には解禁になりましたが、世界に目を向けるとUber、Grabなどは
タクシー業界に激震が走りました。特に言葉のわからない海外での移動には最適な仕組みで
現在地、移送先を選択して料金まで自動決済。まさにDXの吉例です。
宿泊(民泊)
国内ではやはり限定的ではありますが、海外では民泊と言う仕組みが一般的になってきている様です。
自宅や空きスペースを貸すと言うモデルの仕組みで「airbnb」は世界標準にはなって来ています。
マップ上から宿泊先を選んで予約して決済まで行う仕組みです。
デジタル決済
世界に遅れ、日本でもようやく主流にはなって来ましたデジタル決済です。
昭和を生きた人からするとスマホで買い物が出来るなんて世界を誰が想像したでしょう。
現金に信用が薄い海外から発展し、現金しか信じられないと言う日本は少し遅れましたが
小銭を持ち歩かない、レジ前でお金を数えないなど今やデジタル決済は無くてはならない
存在になっています。
この様な感じで、昔(チェンジ前)を経験した方々からしてもかなりの恩恵を受けています。
一部頑固に変われない方もいますが否が応でも世界も身近も変わって来ています。
興味深いのは、平成から令和生まれの世代の方々は生まれた時から
これらDXを体現していて、変化前(以前)を知らない世代とのギャップもすごそうです。
「昔は良かった」などとは言いっこ無しです。