SNSの次に来るのは「コミュニティツール」と前回書きました。
「えっ!今さら何言っているの?」と思われるかもですが
「今さら」だからなのですと言う理由を整理します。
コミュニティツールと言えば「掲示板」をイメージされると思います。
現在のSNS発展以前から「ネット上の掲示板」はありましたね。
有名どころでは「2ちゃんねる」など知っている方も多いでしょう。
なのに今さら「掲示板なの?」と思われるかもですが
実は掲示板も進化して来て(最近は掲示板とは言わず)
「コミュニティツール」と呼ばれ進化しております。
ツール解説からか、この時代背景から解説するか悩みますが
分かり易い所「ツール解説」からお話します。
コミュニティツールとしてのSlackとDiscord
コミュニティやチームのコラボレーションツールとして、Slack やDiscordとは
世界中で広く利用されています。しかし、両者には異なる特徴と使い方があります。
機能的にも画面UI的にも結構似ていてファン層も分かれるようですが
ソフトの形態(利用環境)に大きな違いがあります。
それは「強固なつながり」か「緩いつながり」に分けられる気がします。
※間違っていたらご指摘下さい
強固なつながりのSlack
Slackは主にビジネス環境を対象としており、メッセージベースの
コミュニケーションを重視しています。
どちらかと言うとビジネス色が強く、社内や社外問わずに何らかのプロジェクトや
目的を持って集まった方(許可されたメンバー)同士の情報交換や共有に使うイメージです。
なので相手が見える閉じたコミュニティツールの位置付けです。
緩いつながりのDiscord
Discordは、ゲーミングコミュニティに特化しており、リアルタイム性とコミュニケーションの
迅速さを重視しています。音声通話やビデオ通話の品質が高く、ゲームプレイ中でもスムーズな
コミュニケーションが可能
DiscordはSlackほどビジネスチックでは無く、同じ趣味趣向の方が集い情報交換や共有を
行うイメージで、Slackとの違いは主催者が承認制で広くメンバーを集い開けたコミュニティ
として活用出来る点です。
同じコミュニティでも閉じた専用掲示板と承認制ではありますが開けた専用掲示板と捉えて
良いと思います。
この辺が完全オープンの「2ちゃんねる」とは少し違い
承認制(管理者が存在する)コミュニティとして、荒れにくい比較的健全なコミュニティ
作り用として進化して来たのが両者です。
なのでSlackは主にビジネス環境を対象としており、プロジェクトや情報交換を行う
顔の見えるツールです。
現在「まちの総務」コミュニティプラットフォームとして、オープン系コミュニティツールを
選定中です。その際の選択肢としてDiscordやSlackが有力候補ですがこれらのソフトの背景から
Discordに軍配が上がりそうです。
Discordを選んだ理由
- 緩いつながりり且つ信頼出来るメンバーで相互共助出来るツール
- 既に専門家(ゲームオタク集団)に使い倒されておりUI的にも優れている
- はじめて使いユーザーにも優しいUI(説明不要)
- これからのDAO環境の最有力ツールとして期待出来る
この辺が入れ込んでいる理由になります。
今回は選定した理由や背景について解説しました。
次回以降は具体的な使い方や運用準備編について解説します。
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