お国をあげて「デジタル人材」とか「リスキリング」と叫ばれる中
「デジタル人材育成」って何を学ぶの?
この辺は意外に議論が薄い気がしています。

「デジタル人材育成」って何を学ぶの?

以前、ここでも書きましたが幼児向けプログラミング教育は言語教育では無く
「アルゴリズム」が重要と書きました。

では結局「デジタル人材育成」って何を学ぶの?

ChatGPT教授に聞いてみましょう。

質問:デジタル人材育成で学ぶべき具体的内容はなんですか

回答:デジタル人材育成において、学ぶべき具体的な内容は以下のようなものがあります。

  1. プログラミング:プログラミング言語を学び、コンピューターシステムを制御するアプリケーションの開発を学びます。一般的なプログラミング言語としては、Python、Java、C++、JavaScriptなどがあります。
  2. データ解析:大量のデータを収集、整理、分析する能力を身に付けます。データ解析には、データベースの設計、SQLの使用、データの視覚化技術、データマイニング技術などが含まれます。
  3. ウェブ開発:WebページやWebアプリケーションの作成方法を学びます。HTML、CSS、JavaScript、フレームワーク(React、Angular、Vueなど)などの知識が必要です。
  4. 人工知能(AI):機械学習や深層学習などのAI技術に関する知識を身に付けます。Pythonによる機械学習ライブラリの使用や、ニューラルネットワークの構築方法などが含まれます。
  5. セキュリティ:コンピューターシステムの脆弱性や攻撃に関する知識を身に付け、システムのセキュリティを高める方法を学びます。ネットワークセキュリティ、アプリケーションセキュリティ、暗号化技術などが含まれます。
  6. プロジェクト管理:デジタルプロジェクトを効率的に管理する方法を学びます。プロジェクトの計画、スケジュールの作成、リスク管理、チームマネジメントなどが含まれます。
    これらの知識やスキルを身に付けることによって、デジタル人材としての能力を高めることができます。また、自己学習や実践的なプロジェクトの経験を通じて、実践的なスキルや知識を身に付けることも重要です。

以上が回答ですが、大方の予想通りではありますが
私は教授とは少し違う見解です。

「デジタル人材」と言うと「プログラム言語教育」がメインで
コードが書ける人材の育成を考えがちですが
今後は言語組立AIやノーコード系の更なる進化により、コードが書ける技術よりも
その前段部分の要件定義からの仕組み設計(フロー図、データ構造)の絵が描ける
人材育成が急務と思います。

そのために何を学ぶのか?ここが重要になります。
コード教育はその中のほんの一部で、単なる形にするための手段でしかありません。
(異論は大歓迎です)

まだ明快な回答は持ち合わせていませんが、今後の課題にしたいと思います。

現時点で言える事はデジタル人材の素養は
「何事もめんどくさいと思う」シンプルな考え方を持った方です。
今の仕事をそのままシステムに置き換えようとするエンジニアには
DXは絶対に出来ない事も付け加えておきます。

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