古いシステム屋なので、最新情報には少し疎いですが
システムの基本的概念は理解しているつもりではあります。
昔の考え方(仕組み)と現在の技術(テクノロジー)の良い所取りをして
システム開発の進むべき道や方向性を考えて見たいと思います。
※内容的には難しい過ぎず簡単過ぎず位のバランスで書いて見ます
なので専門用語も乱立しますがご了承下さい。
- DXの牽引役 クラウドのあるべき姿
- 単発型SaaSのAPI連携か鍵
- 求められるのはクラウド型DBMS
- クラウド型ポータルサイトの必要性
以上の内容について取り留めないですがツラツラと書き残します。
先ずはそもそも論から書いて見ます。
- SIerにシステム開発してもらうには費用も高額
- Excel駆使して仕組み化してもその後が…
- SaaSの仕組み便利に導入しても単位システムで連携が出来ない
- RDBMSをクラウド上で展開出来ないか?
こんな感じに漠然とですが、有効な解決策を模索していました。
まだまだ明確な回答は得られていませんが
課題を整理しながら、良い方向性を探って見ます。
求める条件として
・最低限の知識を有してシステム構築を可能にする
・可能な限りクラウド上で実現したい
・ノーコードでApi連携を可能にしてい
・オリジナルポータルの中で情報(DB)連携したい
※SaaS間でマスター共有、SaaS間連携検索&出力
この辺について考えて行きたいと思います。
・DXの牽引役 クラウドのあるべき姿
DXを語る上での重要な要素「クラウドのあるべき姿」としては
単にオンプレをクラウドに移行したと言う事ではありません。
その背景にはもっと壮大な実現が可能になる力を秘めています。
クラウドの目指すべき本質は統合化による民主化にあります。
クラウドが目指す先は、単体企業の都合云々などと言う個別のお話では無く
様々なクラウド上の製品(SaaS製品)を利用側で自由に選択&連携出来
必要な機能に対して、コネクトする事で利用可能にするイメージと捉えます。
・単発型SaaSのAPI連携か鍵
今や便利で格安なツールとして人気のSaaS系製品群
各メーカー機能も充実して、ひと昔前ならかなり高額であった仕組みも
お手軽に評価&導入出来る便利な世の中になって来ました。
しかし、機能的には単発的な仕組みが多く(当然機能を絞る必要あり)連携や
データ共有などは難しい
結果、システム単位でマスター登録したり、このマスターを転用も出来ない(出来にくい)
なので、便利な仕組みも製品機能以外での連携や他システムとの横串連携も難しい
これはお客様にSaaSを提案する立場としても歯がゆい状況です。
・求められるのはクラウド型DBMS
システム屋の立場からも何も大掛かりな統合システムを求めているのでは無く
既に完結しているSaaSシステム機能はそのままに、裏のDB(データベース)は
共有出来ないか?こんな思いです。
なにも欲張っているのでは無く、基本のマスタエ系は統合(共有)して
システム専用のデータは参照だけでも許可する。
こんなSaaSの裏側でDBMSが利用可能になれば、分析活用や二次利用参照用として
どれだけ便利になるだろうか
そのためには協会的な非営利組織での標準化は必要になるかもしれませんが
・クラウド型ポータルサイトの必要性
その結果どんなメリットが享受されるのか?
イメージとしては各種専門性の高い個々の仕組みを合わせて
企業はそれぞれのSaaSシステムを業務単位に合わせてポータル画面より選択。
マスター系を合わせて単体システムとして運用
その裏で各種集まったデータ群(ビッグデータ)を自由に検索
この際にノーコードアプリ登場
自由に参照系や集計業務を可能にする。
Excelにもリーチ出来ればもっと自由度のある参照系も可能性が広がります。
言わんとする内容伝わりますか?
昔のC/Sシステム思い出して下さい。
S(サーバー側)のデータ群(DBMS)をクラウド側に実装
C(クライアント側)が少し進化(多様性)して、入出力部分にSaaS群やExcelなどが
連携するイメージです。
昔のC/Sシステムとの違いはクラウド上で展開(一部ExcelはC)していく感じです。
以前の大掛かりな統合システムから、リーズナブルでお手軽なSaaSが登場 ← イマココ
そして次は個々のSaaSがクラウド上で統合して
ノーコード&SaaS 群がクラウド上で統合可能になり
ユーザー側はポータル内でオリジナル環境が作れるイメージです。
伝わりますか?