前回はMicrosoftが本気を出すと、一気に「アプリの民主化」が進み
AIによってプログラム(アプリ)開発自体が不要になるでしょう。
そうしてAzure環境(クラウドサーバー&DB)を保持しているので
一気通貫でオリジナルシステム自体も開発から即運用まで行える時代がすぐそこまできています。
このように希望も含めて予測してみましたが
実はその奥に潜むのはもっと進んだ近未来になります。
「アプリの民主化」とここでは表現しておりますが
- ユーザーから要件を伺い
- エンジニアが仕様設計して
- プログラマーがプログラム開発&テストを行い
- ユーザーがシステムを利用する
この部分の前段3つがAIによってシステム開発が置き換わりユーザーが活用する
そうして多くの企業やユーザーがシステム恩恵を受けて
「アプリの民主化」が進むよね
と言うストーリーですが…
イヤイヤチョット待てよと
アプリ(アプリケーションシステム)自体も目的では無くて手段だよね
全てクラウド上の世界で完結出来る仕組みになります。
結論からすると電卓と言う機器(ハード)に計算プログラム(ソフト)が
掲載されて計算を行っていた時代、PCやスマホに置き換えられ、自動計算も可能になり
ハードが置き換わりプログラムも不要になり、問いかけると答えを返してくれる。
そうなると、お気づきですよね。
アプリ自体も不要になるよね。
ユーザーが欲しいのはアプリ(システム)では無く、インプットした結果だけですよね。
「このデータを与えるからこの結果を教えて」
「はいご主人さま、これが所望の結果でございます」
少なくとも、現在企業の中で行われているシステムで行なっている行為
目的を得るために手段としているコンピュータシステムは
理論的には全てAIに置き換わる(AI自体がシステムを理解して回答を出す)
事は間違いないですね。
これからの課題は
・データの与え方(どの様に指示するか)
・どの様な結果を得たいのか
これだけで事足ります。
その結果「アプリの民主化」以前に「アプリって何?」と言う時代に突入
令和生まれの人たちが大人になる頃には実現する世界感でしょうね。
なので現状、我が社はデジタル化が遅れているなどと嘆く事なく
自然に事が進み、しれっと使っている時代になり一気に加速するでしょう。
おじさん世代はその部分の歴史的変換点の目撃者になりましょう。
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