前回は組織単位と言う枠組みでは無く、バックオフィス業務に対して企業毎では無く
企業間で同様の仕組みで行う事で、システム化推奨したり属人化を避けて行きましょうの
考え方についての横串案を提示しました。
バックオフィスSYSの横串導入どうするか
今回のテーマはどのように進めるか?の第一ステップに対しての提案になります。
では、もう一度バックオフィス業務について整理します。
バックオフィスとは、企業の利益に直接関わる営業やマーケティングなどのフロントオフィス業務
を後方からサポートする部署および業務です。 具体的には、総務・経理・財務・人事・労務・法務
・その他一般事務などが当てはまります。
そこから落とし込みますと、企業規模の大小に関わらず、これらの関連業務が企業活動に
際しては必ず行っている業務です。
と言う事は「かなりのボリュームで共通項がある」ここが落とし所になります。
「共通項がある」と言う仮説に基づいて考えると、
共通項の業務にも関わらず、各社それぞれの方法や独自ルールや運用にて業務遂行している
可能性がある。特に中小……小規模事業者などでも少ない人数で思考を凝らして進めています。
時にはExcel関数を駆使したり、手入力で手間工数をかけたり、何らかのシステムを活用したり……
求める結果は同じでも、結局はバラバラの仕組みで進めています。(これが現在地点)
各社担当は他社の事例を知る術も無く、自社内で閉じた狭い範囲の中での業務で忙しく過ごしているでしょう。
同じ内容でも各社様々な方式を進めている状況を一歩引いて俯瞰視して見た場合
どこかのベストプラクティス(事例)を他社にも流用出来れば、全体最適(効率化)出来ませんか?
と言う問い掛けです。
例えば、Excel関数で完結した仕組みや、ノーコードツールで構築した仕組み
これらの情報を知るだけで(流用させていただくだけで)合理化の一歩にはなると思います。
流用先の方も他社が便利に使っていただければ、一社独自から汎用性が出て結果属人化防止にも
つながり次の展開もしやすくなると考えます。