企業でのIT活動の中でも切っては切れない内容に
「ファイルサーバー(共有)管理」があります。
これが数台位のPCファイルであれば大きな問題にもなりませんが
数十台から数百台規模になりユーザーも増えてくるとサーバー管理担当者は
結構な負担と管理責任が出てきます。
次に何を考えるか?となると「ファイルサーバーのバックアップ」になります。
言うなれば、何かあった場合の保険ですよね。
この「バックアップ」は運用としては重要な業務にも関わらず
最重要では無く(ついでのお仕事)結構後手後手に回る事が多いです。
責任は大きいけど担当は報われないお仕事上位
必要なのはわかるけど、設定や覚える事、考え方(ポリシー)が多く
責任が大きいけど担当は報われない(インフラ管理)業務No1のお仕事です。
「まちの総務」としても問合せ上位の内容になります。
そこで「バックアップ」に関しての情報を少し整理しながらシリーズ化して記事化します。
まちの総務的「バックアップ指南」
- 担当が報われない業務No1「バックアップ処理」 ⇦いまここ
- 一見簡単だが奥が深い「バックアップ処理」
- 技術論より考え方が重要「バックアップ」
- どの方法がベストなのか「バックアップ処理」
順不同にはなりそうですが、出来るだけググればわかる様な内容では無く
現場担当に即した内容で表現したいと思います。
「あなたの困ったは既に回答を持っている誰かがいます」
何らかの参考になれば幸いです。
担当が報われない業務No1「バックアップ処理」
「バックアップ処理」この議論はみなさん大事な事とは認識しているものの
保険的要素もあるので「何かあった時にトラブル前に戻す」ですが
平時には忘れてしまい「いつかやらねば」と思いつつ後回しです。
これは個人のPCなどの場合です。
しかしながら企業のIT担当者は「社内ファイルサーバーの管理」を行っており
全ユーザー(社員)のファイル管理までを任されています。
この「任される」とは当然、何らかのトラブルに対する「対応責任」になり
「全社員のPCファイル管理とトラブル対応時の対処」が仕事になります。
そのトラブル対処施策が「バックアップ対応」になります。
前述しましたが、個人のPCバックアップも面倒なのに、全社員分のファイル管理まで。
ユーザーから見ると「どこかで誰かが…」的な内容でも、担当者は「気苦労」の多いお仕事です。
当然、PC自体が電気や水道のようにインフラとして運用している中
普通に動いているのが当然で、トラブル時に騒がれる(何故か責められる)
担当業務としては報われない業務の上位になります。
サーバー管理が始まった段階で「後戻りも」出来ません。
各自の責任でファイル紛失、ファイルの上書き…「直ぐにファイルを戻して」
こんなやりとりに日々時間を取られていませんか?
しかも、トラブル内容が「単なるファイルに関する内容」なので
上長や他の関係者は興味も無く、お仕事としてはカウントされません。
これがインフラ管理と割り切れればですが
「何故か釈然としないですね」
と今回の内容は少しグチになってしまいましたが
次回より少し「バックアップ処理」の中身に入っていきます。