前回は働きたい側の状況について分析してみました。
高齢者と言われる(65-75歳)の企業OB(厚生年金受給者)方々は、現在のコロナ禍で勤労意欲よりも安全を最優先するために年金受給内での生活コストを抑えて生活はしている。アフターコロナの段階では無理なくお仕事をして行きたい。ある程度のネットやPCスキルも持ち合わせているので、事務系業務やリモートワークなどにも適している。
「おじさん株式会社」の設立を目指して、年金の受給範囲の中で働きたいはどこまでが範囲?
このような感じになりそうです。
そうなるとターゲットと需要側の選択肢も広がります
需要側としてどのようなお仕事があるのか調査してみます
今やテレビやネットを開けば「高齢者問題」「働き手の減少」
などのニュースや刷り込みが激しいですが、この部分をもう少し掘り下げてみます。
見出しで書きますと凄くキャッチーな言葉でインパクトはありますが、言葉がひとり歩きすると本質を見失うのでもう少しだけ細分化してみます。
ここでは対象者(働きたい高齢者像)を明確にします。
- 65歳から75歳の男女を想定
- 企業OB(厚生年金受給者)
- 基礎的なITスキル(PC操作:キーボード入力出来、Excel、Wordは使用出来る)
- 資格を持っていれば尚良し 会計知識(簿記)、CAD、電気関係資格
- これは非常に大切な事ですが協調性のある方
求めていない方(高齢者雇用が難しい方)
- 大企業で管理職等を経験してプライドが強い方
- 協調性が弱い方(老害の可能性がある方)
- アドバイスを求めていないのに、強要してしまう方
働き方(業務の種類や方法論)
- ある程度の力仕事は厭わない
- フルに正社員と同じように働きたい
- ある程度自分のペースで週3位で働きたい
- 土曜日曜関係なく働きたい
- 昼用逆転の夜勤務も厭わない
- 事務系の仕事を望む
- 現場での作業も可能
- チームで組む仕事が良いかひとりで行う仕事が良いか
- 在宅希望か通勤も厭わないか
以上を踏まえて、どのようなお仕事があるのか?
これはネット上のお仕事探しのページが良いですね
検索条件として「高齢者のお仕事」や「65歳以上」で検索
地方や地域によって多少の違いはありますが主だったお仕事としては
- 介護系
- 社労士、会計事務所スタッフ
- 物流倉庫のピッキング
- ホテルや建物の施設管理
- 農家さん製品仕訳梱包
- 工場の清掃、検品
- 配送ドライバー
- テレアポ
- 警備員
- ファミレスキッチンスタッフ
- スーパーバックヤード
- 定期点検作業
- 給食スタッフ
- ウォーターサーバー設置と配送
- 研修講師、アドバイザー
ちょっと検索しただけでもこれだけの需要はあるので
後は供給側の組織化(コミュニティ化)を模索して
マッチングいたします。
ーPRー