セミナー資料を作りながら、改めての気付きがあったので残します。
「IoT」と言うキーワードが一人歩きして久しいですが、まだまだ実体が見えず分かりにくいと言うのがユーザー意見です。
何故だろう?と思いながら資料整理している中で何となくボンヤリ見えて来ました。
IoTを語る時に、合わせてビッグデータやAIが一緒の話題になりますが。
これらが群れなした時に大きな可能性やビジネスの匂いがプンプンするわけですが
単体ではあまり期待通りに行かない、と言う部分が大きいです。
それをIoTと括ってしまい
・何か可能性を感じ色々と調べて知識が付きました。
・それでは自社課題にIoTで向き合いましょう。
これが今の状況
中小企業を例に取りますが。
IoT単体で有れば多少の効率化は出来るでしょう。
しかしビッグデータとAIが自社課題に結びつかない、イメージが出来ない。
なので担当者は費用対効果を含めて、経営層に対して説明が付かない。
これが興味はあるけど、実際には動けない。この様な状況と考察します。
見えて理解出来るものには興味を示しますが、概念が分かっても実体の見えない「AI」などは多くの方は思考停止になり得ます。
もう一歩踏み込んで、中小企業とAI?この部分に付いては私自身明快な回答を持ち合わせていません。
事例で見れば多く有るとは思いますが、この分野はシステム屋の範疇を超えており手法や統計学的な要素になります。
そう言った意味でも、そこまで理解してストーリーを組立て検証して行くモデルとなるので
この辺がIoTと言うワードを難解にし、具体的に進みにくい要因と感じる次第です。