シリーズ第2章は、総務担当者の“日常風景”ともいえる「属人化」課題から。
笑って読める。でも、読み終わるころには「これは構造の問題では?」と気づく
そんな物語仕立てでお届けします。

今回は「属人化・ブラックボックス系あるある」から、特に共感の多い4つを取り上げます。
フフフと笑いながら、気づけば組織の構造に目が向くそんな物語です。

  • 「その仕事〇〇さんしか分からない」が多すぎる
  • 引き継ぎ資料が存在しない or 古い
  • 前任者が辞めた瞬間に業務が止まる
  • 自分が休むと会社が回らない気がする

1.「その仕事〇〇さんしか分からない」が多すぎる

フリ:日常・通常運転
「これ、〇〇さんに聞いてください」
社内でよく飛び交う言葉です。
ボケ:軽く見える出来事
〇〇さんは歩くマニュアル。聞けば何でも出てくる。頼もしい存在。わかるわかる(笑)。
カオス:実は深刻
でもそれは、“仕組み”ではなく“人”に依存している状態。
〇〇さんが不在になった瞬間、業務が止まるリスクを抱えています。
ツッコミ&ほっこり
属人化は、能力が高い証でもあります。
だからこそ、その知見を「仕組み」に変えられたら最強です。

2.引き継ぎ資料が存在しない or 古い

フリ
「引き継ぎ資料ありますよ」と渡されたファイル。更新日は3年前。
ボケ
開いてみると、もう存在しない部署名や旧システムの画面。フフフ…。
カオス
最新情報は“前任者の頭の中”。
結局、口頭で聞き直し、自己流で補完し、さらにブラックボックスが増殖。
ツッコミ&ほっこり
引き継ぎ資料が古いのは、忙しかった証拠。
だからこそ、更新を「善意」ではなく「業務」に組み込む工夫が必要です。

3.前任者が辞めた瞬間に業務が止まる

フリ
退職日。最後のあいさつ。
「何かあったら連絡くださいね」
ボケ
翌週。「あの処理、どうやるんでしたっけ?」
連絡先を探す総務。わかるわかる(笑)。
カオス
連絡がつかなければ業務停止。
属人化はリスク管理の問題でもあります。
ツッコミ&ほっこり
総務は、会社の“継続性”を守る役割。
人が変わっても回る仕組みづくりは、まさに総務の価値そのものです。

4.自分が休むと会社が回らない気がする

フリ
有給申請のたびに、少しの罪悪感。
ボケ
「自分がいないと大変かも」と思いながらも、実は意外と回っている。フフフ。
カオス
しかし本当に回らないケースも少なくない。
それは責任感の強さの裏返しであり、同時に危険信号。
ツッコミ&ほっこり
“いなくても回る”ことは価値が低いのではなく、仕組みが整っている証拠。
総務が目指すべきは「ヒーロー」ではなく「安定運用」です。

ブラックボックスは、怠慢からではなく“頑張りすぎ”から生まれることも多い。
「わかるわかる(笑)」で終わらせず、
“どうすれば仕組みに変えられるか”という問いに変えられたとき、総務はさらに強くなる。

次回も、総務のリアルをお届けします。