「神は細部に宿る」と言う言葉は聞いたことありますか?
「神は細部に宿る」という有名な言葉があります。 元々はドイツの美術家や建築家から生まれた言葉
だそうです。 これはディテール(細部)にこだわった丁寧な作品には作者の強い思いが込められており
まるで神が命を宿したかのごとく不朽の作品として生き続ける。
美術家や建築家から生まれた言葉のようですが、これを仕事に置き換えて見ます。
あなたはディテールにこだわったお仕事の進め方をしていますか?
例えば報告資料、プレゼン提案書などの作成時において、あなたはディテール(細部)に
こだわったお仕事の進め方をしていますか?
実は私には出来ていません。あまり細部にはこだわらずに70点位を目指しております。
決して意識してやらない訳では無く70点の「合格点」で良しとしましょうと思う派です。
その代わりと言っては何ですが、70点への到達スピードには自信があります。
誰よりも早く結果を出すことに命を賭けています。
これには賛否もあるでしょうが、ベストはハイクオリティで超絶スピードでしょうが
この特集能力を持っている方は一部だと思います。そんな方はいるのかな?
一般的には
①クオリティは高くこだわるが、お仕事が鈍い
②クオリティはそこそこでも、結果を出すのが早い
どちらがベストなのでしょうか?
実は会社組織(チーム)とは結構良く出来ているもので①さんもいれば②さんもいます。
1番効率が良いのは②の方が大枠含め70点まで効率良く組み立て
残り30点の精度アップまでを①さんが行うこの組み合わせが結構良いと考えます。
これも対話型AIが出るまでの状態でした。
そこでクエスチョンです。
対話型AIが得意なのは①ですか②ですか?
明快な回答になるかは分かりませんが
対話型AIの得意分野は「②クオリティはそこそこでも、結果を出すのが早い」
になりそうです。
もしかしたら「クオリティも高く結果を出すのも早く」なるかもです。
AIが神の域に達し「神は細部に宿る」時も近いのかもしれません。
でも、それでは身も蓋もないので最後の人舐め「画竜点睛(がりょうてんせい)」は
人に委ねて「魂をこめる」のが良いのかもしれないですね。
【画竜点睛】
物事を完成するために、最後に加える大切な仕上げのたとえ。また、物事の最も肝要なところのたとえ。
文章や話などで肝心なところに手を入れて、全体をいっそう引き立てるたとえ。
果たして人間が得意とした熱量、魂、感覚などの表現(言語化)し難い部分に
対AIの実力や如何に
【追記】
プロのカメラマンの方から伺ったお話でその昔は銀塩アナログ写真(フィルム)がデジタルに
移行した際、結構な反発もあったそうですが、それも屁の突っ張りだった様で今では皆シレッと
デジタルを使っているそうです。アナログレコードからデジタル音源に移行した際も同じ議論が
ありましたが結果は出てしまいました。
そうなると、人間が得意とした熱量、魂、感覚などの表現(言語化)出来ないアナログな
こだわりもいつしか駆逐される時が来るかもですね。
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