企業でも団体でもコミュニケーション不足の解消はかなり難しいです。
研修事業を開始してから様々な経営者の方や管理職の方とお話しする機会も増え
課題として頂くのが、
・社員さまの意識改革とか効率性の改善・・・
・自発性や問題意識を持ってほしい

それらの課題を掘り下げていくと、最後は「コミュニケーション不足」と言う所に行き付きます。

一概に「コミュニケーション」と言っても、この不足を解消するのは簡単では有りません。

例をあげますと、スポーツの現場で見かける「声出して!」と言う応援団
特にチームスポーツでは声出して自身やチームを鼓舞してテンションを上げる事は重要です。
なのでスポーツ応援のママさん達は「声出して!」を連呼しますが
この「声を出す」と言う行為は簡単なようで実は難しいです。

練習の中で声出しのルールを決めて「声を出す」練習をしていないで
試合で突然「声出して」モチベーション上げて…と言うのは難しいです。

何のための「声」なのか?
・自身のテンションアップなのか?
・メンバーに対しての指示なのか?
・メンバーに元気づけなのか?
・単なる大騒ぎなのか(笑)

声を出す、目的と明確な指示が有って「声を出す」必然性があり
その「声出し」の意義が有り、その目的を忘れて「声出し」をしていない場合は
指示として外野の「声出して」が活きて来ると考えます。

対応策は声出しのルールを決めて、意識付けと目的を定め練習する必要があります。

これをビジネスの中で置き換えると
・社内のコミュニケーションが悪いのでコミュニケーション改善をしたい。
・コミュニケーションを活発にするためにメールやSNS、ITツールを使いたい。
・毎日の朝ミーティングを行う
色々な事で悩まれている方々が多いです。

コミュニケーションの解決は決して簡単な内容では無いです。
無理やりのITツールや毎日のミーティングとかは方法論ですが本質論ではありません。

ではどうするか?
そのヒントは前述した「声出しのルール化」に有ります。
コミュニケーションと一言で括るのでは無く
コミュニケーションが不足する事で何が問題なのか?
コミュニケーションが不足する事で何が困るのか?

コミュニケーションの不足する事で考えられる内容を徹底的に分析します。
これは業種や職種、現場の状況、年齢、人数、規模…と様々な状況で変わって来ます。

なので、関係者で自身の立場で、上司の立場で、経営者の立場で
それぞれをしっかりと考えます。

そうしますと必然的に何が不足していて、何が課題で…と言うのが明確になり
必然的に対応策が決まってきます。

これが「声出しのルール」であり「コミュニケーションのルール」になります。
そう考えると必要以上の「声出しやコミュニケーション」は不要で
最低限の「声出しやコミュニケーション」で良いと考えます。

SNSやコミュニケーションツールで疲れた現在。
単なる号令として「コミュニケーションを取れ!!」では無く
「コミュニケーションスキル」をしっかりと学ぶ事で
必要最低限のコミュニケーションで、後は自身の集中して仕事に専念することが

働き方改革の一歩と感じる今日この頃です。

追記)このテーマは興味深く深そうなのでもう少し掘り下げてみます。