前回、ここで
「ユーザーが欲しいのは穴では無くドリルの時代になる」の説明をさせていただきました。

今回は産業別の具体化を見て行きます。

50名~100名前後の中小企業(工場系)のテレワークについて考えます。

テレワークに必要な基礎準備
・自宅用のPC
・モバイルwifi(自宅のネットワークでも良いです)
・社内ファイル系の共有
・社内システムへの接続
・Webミーティング環境
・連絡、コミュニケーション(チャット)環境

最低でもこの辺の準備は必要です。
全てデジタル対応です。
逆にデジタル対応できない会社ではテレワークは出来ない

変化対応力が無く、有事に弱い企業 と言う事になります。

特に中小企業ではこの情弱レベルの差が生き残りの差になるようです。

アフターコロナは実情の回復に力を入れるでしょうが
並行してこの「デジタル化」は必須スキルになると考えます。

地場の飲食店の事例

今回、特に地場の飲食店も大打撃です。
こちらは「変化対応力」「デジタルスキル」+「コミュニティー力」

外出を極力減らすために地域の飲食業が大ダメージでした。
その中でいち早く「お弁当」へシフトしました。
早い所はどんどんノウハウを積み重ね、営業(広報)に力を入れました。
そうなると徹底的にSNSを使いこなしたお店が強いです。

お馴染みさんも購入してくれますが、新規のお客への訴求はまさにSNSです。
ここを使えるか使えないかは大きいです。
もう一は「コミュニティー力」です。

単なり「SNSで助けて」では一過性のつながりです。
そこで「コミュニティー力」を使い多くの人を巻き込み
「コミュニティー主催者側」に回ります。

そうなると強いです。
SNSを見て下さい。

自ら飲食店をしながらも自店舗宣伝だけでなく、他の店舗も一緒に宣伝する
コミュニティーを作り一社では賄えない、多くのお店とラインナップで
多くのユーザーへ訴求する事が出来ています。

まさに「ココなどが吉例です
Facebookで公開している「令和基地局」コミュニティーです。

アフターコロナの処方箋としては「デジタルスキル」は待ったなしです。
待つか攻めるかはあなた次第です。