前回のブログ
【おじさんデジタル講座】有料のウイルス対策ソフトは必要か?Windows Defenderの実力やいかに
の反響が良かったのと「本当に有料ウイルスソフトは不要なの」との問いがあったので改めて「PCセキュリティ」について整理します。

多くの方々がPCセキュリティとかコンピュータウイルスと発すると「危険で怖いもの」と感じてはいますが
内容や症状をあまり深く理解せずに「徹底対策が必要」と言う思考だけに進みます。

一見間違ってはいないですが、過剰反応(高い保険金)をしている部分があり誤った情報や煽り商法に乗ってしまします。
細かくまでは知る必要はなくても触りぐらい理解しておきましょう。
(防犯知識として)

先ずは大きな括りとして
・ターゲットを絞った攻撃系
・無差別なウイルス系

に分けます。

ターゲットを絞った攻撃系

・ターゲットを絞った攻撃系は、最近話題になった、サイバー集団「アノニマス」などの様な、標的(ターゲット)を絞ったDDoS攻撃などです。

DoS攻撃(英: Denial-of-service attack)は、情報セキュリティにおける可用性を侵害する攻撃手法のひとつ。ウェブサービスを稼働しているサーバやネットワークなどのリソース(資源)に意図的に過剰な負荷をかけたり脆弱性をついたりすることでサービスを妨害する。

Wikipedia

無差別なウイルス系

一番厄介なのはこの「無差別なウイルス系」の完全なる愉快犯です。
大きな分類としては
・ランサムウエア(身代金要求型のウイルス)
・マルウェア(ワーム、トロイの木馬など)

ランサムウエア

ランサムウェア英語: ransomware)とは、マルウェアの一種である。これに感染したコンピュータは、利用者のシステムへのアクセスを制限する。この制限を解除するため、マルウェアの作者が被害者に身代金(ransom、ランサム)を支払うよう要求する。数種類のランサムウェアは、システムのハードディスクドライブを暗号化し(暗号化ウイルス恐喝)、他の幾種類かは単純にシステムを使用不能にして、利用者が身代金を支払うように促すメッセージを表示する(スケアウェア)。個人情報をネット上に開示するという脅迫をともなうケースも多くみられる。

Wikipedia

ランサムウェアと言うと
最近ではトヨタの関連工場にランサムウェアに感染してしまいトヨタ自動車の生産停止まで影響しました。

マルウェア

マルウェア (malware) とは、不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称。コンピュータウイルスやワームなどが含まれる。マルウェアの行う活動としてはデータの破壊やデータの盗難などがあるが、こうした「悪意のある」行動をするソフトのみならず、ユーザの望まない広告を勝手に出すアドウェアのような「迷惑ソフト」(の中で悪質なもの)もマルウェアの範疇に含める場合がある。マルウェア (malware) は、「悪意のある」という意味の英語「malicious(マリシャス)」と「software」を組み合わせて創られた混合語である。

Wikipedia

マルウェアは最近ではEmotetと言われるメール添付型ウイルスが蔓延しております。

昔ならNimdaなどが有名です。

ここまで多様化しますと、対応する方は困り物です。

対応策の整理

これらの全ての攻撃を対応する「万能薬(ワクチン)」は残念ながらありません。

しかし、危険を理解しておく事は大切です。
案に危険を煽られて業者の言いなりになるのだけは避けたいですね。
どこに力点を置くかどこは諦めるか、割り切った政策も必要になります。
ここのブログでもそんなお役に立てるよう情報収集を行いながらアウトプットしていきます。

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