マイナンバーと保険証の共通化(いわゆるマイナ保険証)の本格運用が開始されます。
令和6年(2024年)12月2日以降、従来の保険証は新たに発行されなくなり、「マイナ保険証」を基本とする
仕組みに移行していきます。
長くの移行期間を経てようやくです。
国としての大きな変革は多少の混乱も一定数の反対論もありますが、やはり期限を切らないとそれに向けて
動きませんよね。
今頃になって、期限延長と騒いでいる方々もいらっしゃいますが
「いつに伸ばせばOKと言っているのか?」
「期限切らなければ結局一緒の議論が延々と」
…とこんなグチが目的ではありません。
マイナ保険証として最強のメリット
最強かどうかは別にして、直近で私自身が感じた「マイナ保険証のメリット」について残します。
私ごとですが、4月に耳下腺腫瘍の手術を行いました。
良性腫瘍ではありますが、少し大きくなったので思い切って除去手術を決行、健康保険のお陰で入院手術費
もかなりお安く済みましたがそれまでの検査通院などで毎回費用は掛かっておりました。
年末に向けて「自身の医療費」はどの位掛かっているかな?と思い過去の領収書を整理して計算しようかと…
「オッ待てよ、マイナ保険証で紐付いて無いかな?」と思い久々にスマホのマイナポータルにログイン
(一回のログインパス間違えは愛嬌)
マイナンバーカードで無事認証ログインを行い
マイナポータル画面の下の方にスクロール
すると医療費の履歴を確認する画面が…まあ当然と言えば当然ですが
月別の医療費、医療費明細が一目瞭然です。
さすがマイナンバーカード(ID)でビッグデータの紐付け効果です。
もう紙の領収書は不要ですね。当然ですがおくすり情報も紐付いています。
せっかくなら次のステップでは、医療費控除の還付(年末調整)まで自動でお願いします。
以前の保険証では成せなかった内容ですね。
何故、こんなに便利な世の中へ進むのに反対する(足を引っ張る)人がいるのだろうか?本当に疑問です。
反対と言うかまだマイナ保険証に対応していない人は「面倒」と言う意識もあろうかと思います。
その方々は必要時に迫られて対応するでしょうから自然増はして行きますね。
その他明確な反対派が現時点(本格導入時)にどの位いるか興味あります。
何か不思議ですね、政治側が主導しているのが嫌なのかな?
しれっと行政主導で今までのように「はい移行しますよ」で簡単に行けたかもとも思います。
周りグドい(丁寧な説明)をすればするほど危険を煽られているのかも知れません。
半年後には知れっと何も問題無く移行して、多くのみなさんが便利さを享受されていることでしょう。
教訓です。
・導入延期などの際は期限はコミットすべき
・丁寧な説明も時には不安材料にもなる
・完璧を求めて慎重導入ではいつまで経っても進まない
デジタル課題やDXに関する教訓の根っ子は一緒ですね。